『業界研究(官公庁)』開講! 西区長が語る“市”と“区”の組織や役割とは?

『業界研究(官公庁)』開講! 西区長が語る“市”と“区”の組織や役割とは?

公開日:2021年5月6日

業界研究(官公庁)

各業界の実態や取り組み、最新事情などを学び、幅広い知識を養う【業界研究】。

そのなかのひとつ〈官公庁〉が、4月23日(金)にスタートしました。今年度は、兵庫県や神戸市に加え、他府・市の現役公務員がリレー式に講義。行政における基礎知識から最新の動向、さまざまな組織の業務を学べる貴重な機会となっています。

第1回目の講師は、神戸市西区長・志水達也氏。コロナ禍で多忙ななか、学生たちのために時間を設け、貴重なお話をしてくださいました。

志水氏はまず最初に、ご自身が区長を務める西区についてPR動画を交えながら紹介。その後、“市”と“区”の組織や役割についてお話しされました。神戸“市”は、三宮の再整備や六甲山の活性化、起業・創業支援など『全市に係る施策を展開』。一方、西“区”は地域間・世代間の交流が図れるおまつりや教育イベントの開催など、地域特有の課題解決に取り組む『市民に一番近い仕事』だと説明しました。

業界研究(官公庁)

そして、「最後に皆さんに伝えたいこと」として、志水氏は阪神・淡路大震災から20年をきっかけに生まれた『BE KOBE』について話されました。これは、神戸市民であることを誇りに思う“シビックプライド”の取り組みで、志水氏もこのプロジェクトに中心メンバーとして参画。「ずっと神戸が日本で一番素晴らしい街だと思っていたので、『BE KOBE』という言葉にとても共感した」と言います。だからこそ、「この思いを理解してくれる人が一人でも二人でも増えたら嬉しい」と、自身の思いを熱く語りました。

講義の最後、志水氏は孔子の論語の教えを一略した『知好楽(=知っていることは、好むことには及ばない。好むことは、楽しむことには及ばない)』を紹介。学生たちに、「知識を持つことは大事ですが、それよりも“楽しむ”ことが一番大事。これから就職に向かうにあたり、いろいろな悩みもあると思います。私自身は、神戸の街が好きだった、ということで神戸市役所を選びました。自分はこういったことが好き、楽しめる、楽しんで働ける、そういう道を模索していってもらえたら。寄り道や回り道をたくさんして、最後、自分の信じた道に進んでほしいと思います」と、メッセージを送りました。

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