髙田ゼミ×神戸国際大学。“観光”を学ぶ学生同士が、今年も『合同発表会』を実施!
公開日:2021年12月24日
12月6日(土)、人間社会学部観光学科・髙田宏特任教授のゼミ生8名が、神戸国際大学経済学部国際文化ビジネス・観光学科の服部淳一専任講師のゼミ生8名と、『グループ合同発表会』を実施しました。
この合同発表会は、昨年に続き2回目。同じ“観光”や“ホスピタリティ”を学ぶ学生同士が、「それぞれの発表を聞き、交流することを通して、新たな学びや気づきを得て、成長の機会にしてほしい」という両教員の思いのもと、行われています。
教員の自己紹介と今回の研究発表の概要説明の後、各ゼミの代表学生があいさつ。昨年同様、発表の統一テーマは設けられておらず、日ごろ興味・関心を持っている観光・ホスピタリティ領域に関するテーマについて、それぞれのチームが研究。髙田ゼミ、服部ゼミの順に計4チームが、そのテーマを選んだ理由、研究内容、そこから導き出した自分たちの考え、などを発表していきました。
本学の学生たちは、「リピート率の高い飲食店とほかの飲食店を比較した時のサービス力と接客の違いはあるのか」「人はなぜお土産を買うのか」について、神戸国際大学の学生たちは、「ホテル業界のオートメーション化は労働者のモチベーションにどの様な影響を与えるのか」「従業員のホスピタリティーが企業運営に与える影響 ーUSJのV字回復を事例としてー」について研究発表を行いました。
各チーム発表後は質疑応答タイムをとり、髙田ゼミには服部ゼミが、服部ゼミには髙田ゼミが、直接質問を投げかけディスカッションを図りました。また、各教員からも講評・アドバイスが伝えられました。全4チームの発表が終わると、学生同士の投票で審査を行い、最優秀チームを決定。今年は、残念ながら優勝を逃した髙田ゼミでしたが、とても素晴らしい発表を見せてくれました。
発表の前には、各ゼミ生がランダムにグループにわかれて、ゼミの雰囲気や将来の目標などをテーマにディスカッションをしたり、ホテル業界出身という両教員による「どんな仕事をしていたのか」をテーマとしたトークセッションも行われました。
学生たちが学んでいるのは、同じ“観光”“ホスピタリティ”。しかし、選ぶテーマの傾向も、視点も、研究の方向性も、さまざま。こうした場を通して、改めて観光というテーマの裾野の広さを感じることができ、学生たちにとっては刺激になる時間となったようです。