経済学部の学生が神戸西警察署と連携。小学生に向けた交通安全の啓発活動に挑戦中!

経済学部の学生が神戸西警察署と連携。小学生に向けた交通安全の啓発活動に挑戦中!

公開日:2022年6月14日

小学生へ向けた交通安全の取り組み① マインクラフトを活用した動画制作

交通安全に取り組む

本学経済学部では、昨年度より授業およびゼミ活動において、神戸西警察署交通第1課と連携。学生主体で、“交通安全”の取り組みを行っています。

この連携活動は、公務員特別演習の授業で西警察署交通課の方にお越しいただいた際、「官学の共創活動が何かできれば・・」とご相談したことがきっかけでスタート。学生たちにとって、企画・運営等の力を養成する絶好の機会となっています。

公務員特別演習

マインクラフト

現在は、学生4名(3年生1名、2年生3名)が、『マインクラフト』を活用した動画を制作中です。これは、特に交通事故率が高い“小学校低学年の子どもたち”への啓発活動の一環。そこで、小学生に人気のあるゲーム『マインクラフト』を用いて、日常で気をつけてほしい事柄を“間違い探し”として再現。子どもたちに楽しみながら交通安全に取り組んでもらう工夫をしています。

今後、完成した動画を給食時間等を利用して子どもたちに見てもらえるよう、小学校に交渉していく予定です。

小学生へ向けた交通安全の取り組み② 神戸西警察署&近隣の小学校を訪問

神戸西警察署交通第1課

昨夏よりスタートした神戸西警察署交通第1課との連携企画のなかで、小学生向けのクイズや動画制作に取り組んできた学生たち。次のステップとして、3月16日(水)には近隣の小学校を訪問。自分たちの制作物を導入・活用してもらうためのプレゼンテーションを行いました。

神戸西警察署を訪問

この日、経済学部に所属する学生5名は制作したクイズや動画の最終確認を行ってもらうため、神戸西警察署を訪問。まず、小学校高学年向けに制作した『〇×クイズ』を担当署員の方に実際に体験してもらい、仕様や細かい表現を確認。すぐに対応可能なものは学生がその場で修正していきました。

動画を視聴

みんなで動画を視聴

続いて、低学年向けに作ったマインクラフトを活用した『動画』を見てもらい、内容を確認。現時点で予定している修正箇所などについて情報共有を行いました。

その後、いよいよ小学校へ。学生たちは2チームに分かれ、担当署員の方とともに近隣の小学校2校を訪問。どういった時間に、どのように活用してもらうとよいか。緊張しながらも一生懸命に説明していました。

説明

小学校訪問

学生たちの説明を聞いた先生方は、今回の取り組みそのものに深く共感されていました。低学年向けの動画については「すぐにでも導入したい」とのお言葉も。さらには、「せっかくなら直接子どもたちに説明してもらえると、子どもたちも楽しいだろうし、学生の皆さんにとってもいい経験になるのでは?」とのご提案もいただきました。

今後は、この日いただいたご指摘やアドバイスを元に最終調整を行い、近隣小学校への導入・活用を推進していく予定です。

小学生へ向けた交通安全の取り組み③ 神戸市立神出小学校で大学生が講義

神戸市立神出小学校を訪問

先月、自分たちの作ったクイズや動画を導入・活用してもらうため、近隣の小学校を2校訪問した学生たち。そこでの指摘やアドバイスをもとに最終調整を行ってきました。そして4月28日(木)、先月訪問した神戸市立神出小学校を再訪問。完成した制作物を使って、小学生たちに交通安全のミニ講義を行いました。

この日、同校を訪問した5名の学生たちは2チームに分かれ、3年生と6年生の教室へ。15分間の朝の学習タイムを活用し、3年生には子どもたちにとても人気のあるビデオゲームを用いて作成した交通安全動画の視聴を、6年生には交通安全に関わる〇×クイズを実施しました。

〇×クイズを実施

手を上げる小学生たち

〇×クイズでは、学生たちの問いかけに積極的に手を挙げて答えていた小学生たち。一方、3年生の教室では、子どもたちになじみの深いビデオゲームを使っているということもあり、作成した動画を食い入るように見ていました。

小学生の前に立つ大学生たち

みんなで動画を視聴

各教室に足を踏み入れた際は、一様に緊張した様子だった学生たち。しかし、そのなかでも、楽しさを感じながら学んでもらえるよう趣向を凝らし、子どもたちの目線に合わせた話し方で、優しく丁寧に説明していました。興味を逸らさないように伝えていく難しさを感じながらも、積極的に取り組んでくれる子どもたちの姿に、学生たちは改めてこの取り組みにやりがいを感じたようでした。

今回は中高学年の小学生に対して実施しましたが、交通事故がより多いのは低学年の子どもたち。今後はそうした小学校低学年の子どもたちに対して同様の取り組みができるよう活動していくとともに、引き続き近隣の小学校への導入・活用推進を行っていきます。

小学生へ向けた交通安全の取り組み④ 神戸市立樫野台小学校での活動の様子をNHKが取材

神戸市立樫野台小学校での活動の様子をNHKが取材

4月の神戸市立神出小学校に続き、6月2日(木)に神戸市立樫野台小学校を訪問。今回は、1年生~6年生の全校生徒を対象に、1年生から3年生までの低学年児童には人気ビデオゲームを用いて作成した交通安全動画の視聴を、4年生から6年生までの高学年児童には交通安全にまつわる〇×クイズを実施しました。

低学年チームは1クラスごとに45分間を使い、高学年チームは20分ごとに教室を移動。児童の年齢に合わせて対応しながら、2時間目から4時間目までをみっちり使い、それぞれ全6クラスを回りました。

前に出て説明をする学生

小学生に丁寧に教える学生

前回同様、一方的に話すのではなく、しっかりコミュニケーションを取り、子どもたちに寄り添いながら、わかりやすく交通ルールについて伝えていた学生たち。子どもたちも、学生からの問いかけに積極的に反応したり、ワイワイと楽しみながら学んでいました。

小学生たちと楽しみながら取り組む学生たちの様子

NHKの取材の様子

この日は、学生たちの取り組みを取材するため、NHKの取材クルーが同行。子どもたちとのやり取りには慣れてきたものの、常にカメラが回っている状況に、学生たちは前回よりも緊張。なかなかできない貴重な経験となったようです。

この取材の様子は、同日夕方にNHK総合『Live Love ひょうご』内で放送されました。
放送内容は下記にてご覧いただけます。

【NHK NEWS WEB】

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20220602/2020018305.html

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