会場にいた全員に笑顔があふれた1日。3年ぶりに『ワールドフェスティバル』を開催!
公開日:2022年6月21日
6月11日(土)、『ワールドフェスティバル』を開催。小雨がぱらつくあいにくのお天気とはなりましたが、3年ぶりの開催とあって多くの地域住民の方にお申し込みいただき、久しぶりの交流を楽しみました。
20の国と地域から約800名の留学生が学ぶ本学。毎年、地域の方々にさまざまな国の文化や風習に触れてもらう機会として『ワールドフェスティバル』を開催してきましたが、一昨年と昨年はコロナ禍により中止に。そして今年、3年ぶりに開催が実現しました。例年のような模擬店出店ができないため、学生たちが考えたのは“体験”を楽しめるイベント。
RYUKA DININGを会場に行われたのは、『うちわ作りのワークショップ』、輪投げやスーパーボールすくいをはじめとした『ゲーム体験』、留学生による『母国紹介』や『母国の料理自慢』。うちわのワークショップでは、大人も子どもも一生懸命絵を描いたりシールを貼りつけたりしながら、オリジナルのうちわ作りに没頭していました。
一方、ゲーム体験コーナーでは学生が子どもたちに優しくアドバイスする場面も。また、母国の料理自慢や母国紹介コーナーでは、興味を持って立ち寄られた参加者とそれぞれの国の文化や魅力について楽しそうに話したり、特別レシピや調味料をプレゼントする留学生の姿が見られました。
他にも、世界の文化を知る『世界のクイズ大会』、日本人学生と留学生による『国際交流ゲーム』、児童ボランティア部 ALL-INによる『バルーンアート教室』、Libroによる『世界の童話読み聞かせ』、紙相撲やけん玉、折り紙が楽しめる『日本の伝統的な遊び』、2021年度学生チャレンジプロジェクト最優秀賞チームが作成した『留学生のための関西弁講座』動画の視聴など、キャンパスの至るところでさまざまなイベントが行われました。
この日は、世界各国の文化を理解していただくための『スタンプラリー』や『謎解き』も実施。各イベント会場への移動そのものを楽しめる工夫も。参加された皆さまも、キャンパス内を動き回りながら楽しんでいました。
また、RYUKA HALLでは、吹奏楽団による『ディズニーメドレー』のミニコンサートを開演。聴き馴染みのあるディズニー音楽に、身体を揺らしながら手拍子をする子どもたち。コンサートが終わると、豪華景品が揃った『ビンゴ大会』へ突入。司会の学生が壇上で番号を読み上げると、「あったー!」「ないー!」と、客席のあちこちから子どもたちの声が。今回は、ビンゴになったからといって好きな商品が選べるわけではなく、さらにくじを引いて運試し。そこで出た番号の商品がもらえる仕組みということもあり、一番豪華な景品がなくなるまで、客席のボルテージは上がりっぱなしでした
ちなみにこの日は、本学の学生限定で『浴衣の着付け体験』も実施。日本人学生、留学生とも思い思いの浴衣に袖を通し、記念撮影を楽しんでいました。
3年ぶりのイベントの締めくくりは、参加者全員での『バルーンリリース』。それぞれが好きな色のバルーンを持ち、学生の合図で空へ。全員の思いとともに一斉に放たれた色とりどりのバルーンが、雨足が強くなりはじめた曇天の空を彩っていました。
コロナ禍ということもあり、今年のワールドフェスティバルの参加者は例年の半数以下となりましたが、ご来場いただいた約200名の方々と楽しい時間を過ごすことができました。久しぶりの地域の方との交流を、誰よりも楽しんでいたのは学生たち自身。そんな学生たちが願う、例年のようなイベント開催が、来年こそ叶うことを願っています。
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。