公務員として働く“魅力”を知り、行政が抱える“課題”を考える

公務員として働く“魅力”を知り、行政が抱える“課題”を考える

公開日:2022年10月25日

公務員試験対策プログラム

流通科学大学には、公務員を目指す学生のための【公務員試験対策プログラム】があり、全学部生を対象とした『市役所・警察・消防コース』と、経済学部生対象の『国家公務員・地方上級コース』の2コースがあります。

国家公務員・地方上級コースでは、1年後期から4年前期まで『公務員特別演習』という科目を開講。現職の自治体職員が、実際に担当している仕事や注力している施策について講義を行う回があり、学生たちはそのなかで提示される“行政の課題”についてディスカッション。解決策を発表したりしています。

10月11日(火)『公務員の仕事と魅力』について講義

多岐に渡る公務員の仕事

10月11日(火)、『公務員特別演習』の授業の一環として、神戸市西区役所の職員3名の方による講義を行いました。

この日、本学を訪れたのは、まちづくり課の方々。所属は同じでも、従事している業務は違うため、一人ずつ自身が行っている仕事や、そのなかでの課題について説明。また、それぞれが思う“公務員として働く魅力”についてもお話しされました。

公務員として働く魅力

学生からの質問

1~3年生合同授業となったこの日。現職の公務員の方々のお話は、3年生にとっては自分の将来をより具体的にイメージするきっかけに、また1年生にとってはこれからのプログラムに臨むモチベーションになったようです。

10月18日(火)『行政としての課題』についてディスカッション

ディスカッション

1~3年生までが合同で受講した前回の講義に続き、10月18日(火)には各学年ごとにテーマに基づいたディスカッションを行いました。

ディスカッションテーマは、前回の講義の際に西区役所の3名の方々が提示された『現状の課題』。この日は、3名それぞれが1~3年生の教室に分かれ、学生たちのディスカッションに参加されました。

3年生は、【地域コミュニティに関する課題】についてディスカッション。近年、地域において重要な役割を果たす地域コミュニティに衰退傾向がみられる要因、また「地域コミュニティが衰退するとどのような問題が生じるのか?」「その問題解決に必要な行政の支援」について話し合いました。

グループディスカッション

現役の公務員も入って議論

一方、2年生のテーマは【学生の卒業後の定住促進】。大学卒業後の若者の都市部流出が課題となっている今、卒業後も神戸市に定住してもらうにはどうすればよいのか。若者が都市部へ流出してしまう原因、その課題を解決するために神戸市に必要なもの、について議論しました。

2年生

そして1年生は、【マスコットキャラクターの効果的な使用】について。西区には“神戸ウエストン”というマスコットキャラクターがいますが、「マスコットキャラクターが持つ役割とは何なのか」「西区をPRするために、どのような方法で神戸ウエストンを活用できるか」を考えました。

1年生

リアルな仕事内容を体験

こうして、実際に、今、行政が抱えている現場の課題についてディスカッションすることで、ただ講義を聞いているだけでは感じ取ることのできない、市の職員のよりリアルな仕事や取り組みに触れた学生たち。今後の自分の進路を考えるうえで、大きな意味を持つ貴重な経験となったようです。

本学には、『働く大人』たちから直接話を聞き、交流する機会が多くあります。こうした体験を通して、自分の将来を具体的に想像し、進路を定めていきます。

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