後期の『就活ミニ講座』で考える。どの業界で、誰を相手に、どんな仕事をしたいのか
公開日:2022年12月9日
本格的な就職活動開始まで半年を切り、より具体的な準備や対策に取り組む3年生が増えてくるこの時期。
本学では、『就活ミニ講座』を開講し、学生たちをサポートしています。
3年生の5月から月に1回のペースで実施している【就職ガイダンス】の内容を、より深く学びたいという学生に開講している『就活ミニ講座』。ナビサイトの見方、自己分析や自己 PR作成のポイント、就活マナーなどをテーマに行った前期に続き、後期は「業界・企業研究」「職種研究」についてミニ講義を実施しています。
10月24日(月) 第1回 テーマ:『なぜ業界・企業研究が大切なのか』
講師:株式会社学情
『業界研究』と一口に言ってもイメージを持つことは難しいので、「誰に・何を・どのような形で」提供するのか、紐解いていくことが大切です。身近な例として、チョコレートが消費者に届くまでの過程や、「株式会社学情」のビジネスモデルを切り口として、ご説明いただきました。
サービスを提供する対象が企業なのか、個人なのか。対象が変われば、働き方、提案するモノ、提案方法がどのように変わるのか。学生が働くことについて『具体的に』考えるきっかけを、今回のセミナーでは学ぶことができました。
11月21日(月) 第2回 テーマ:『なぜ、職種の研究が必要なのか』
講師:株式会社学情
前回の『業界』に続き、この日は『職種』についての理解を深めました。
なぜ、職種の研究が必要なのか。面接の際に必ず聞かれることになる“志望動機”を例に説明されました。その際、講師の方が自社で面接官を担当した際の実例を挙げ、「学生たちの志望動機の内容が薄い例がしばしば見受けられた」と指摘。「御社の理念に感銘を受けました」「御社の事業や仕事を通じて、社会貢献をしたい」といった耳障りの良い言葉を並べるだけでは説得力にかけてしまう、とのアドバイスをいただきました。
また、一言に『事務』といっても企業や部署により仕事内容は違います。事務職に応募するなら、「なぜ弊社を選んだのか?」との質問に答えられるまで、その企業における事務職の仕事内容をしっかり研究しなければいけない、と伝えました。
参加した学生たちは、この日の講座を通して自分の働くイメージを具体的に描くことの重要性を痛感。就活を一歩先に進めるヒントを得たようです。