今年の『りゅうか祭』は、3年ぶりに学生たちの笑顔とエネルギーが弾けた2日間に!
公開日:2022年11月22日
11月12日(土)・13日(日)の2日間、『りゅうか祭』を開催。学生たちが待ち焦がれた、3年ぶりの完全復活となる学園祭となりました。
今年度のテーマは『夜明』。新型コロナウイルスを“夜”に例え、「明けない夜はない」という考えのもと、学生たち自身が決めたテーマ。今年こそ、コロナ禍以前の生活に少しでも近づけるように、という思いも込められています。
初日となった12日(土)は、汗ばむほどの陽気とあって、開場と同時にたくさんの方がキャンパス内へ。その光景に、期待と不安のなかにいた学生たちも一気に笑顔に。
フォーラムには、各クラブやゼミが趣向を凝らし飾りつけた『模擬店』が並び、店内ではもくもくと調理をする学生がいる一方、店頭では行き交う人々に声をかけアピールする学生の姿が。それぞれが役割分担をしながら、自分たちの模擬店を盛り上げていました。
そんな模擬店を見渡すかのように設置された『ステージ』では、吹奏楽団や和太鼓部、軽音楽部の演奏や、ダンス部RUBUがパフォーマンス。日ごろの練習の成果を披露。
中庭では、留学生が母国の料理をふるまう『インターナショナルフェスティバル』を開催。パップシャオやチェイククティなど、日本では耳慣れない国際色豊かな料理に皆さんも興味津々。食欲をそそるスパイスや甘い香りに列ができていました。
また、お子さまも楽しめるよう、アスレチック棟で『スポーツフェスタ』を。
レストランRYUKA DFAININGではバルーンアートなどの『子ども広場』を開催。たくさんの子どもたちの笑顔が溢れていました。
一方、教室では、ワークショップやゲーム、バンド演奏や体験教室など、クラブ・サークルのイベントを展開。また、1年生35クラスによる『気づきの教育』のパネル展示も。各クラスごとに個性をしっかり表現し、“見て”楽しむものから“体験”して楽しむものまで、訪れた人たちと一緒に楽しめる、バラエティ豊かな展示を見せてくれました。
また、【第1回 高校生 食のSDGsアクションプラングランプリ】の最終審査も実施。今年生誕100年を迎えた本学の創設者でありダイエー創業者・中内 㓛の遺志を若い世代に受け継いでいくことを目的に創設された本グランプリ。全国から応募いただいた58チームのなかから、審査を経て選ばれた10チームが、この日発表を行いました。
あいにくのお天気となった2日目。演劇部の舞台などのステージイベントをRYUKA HALLでの実施に変更したり、模擬店も雨除けをしたり。急遽の対応を余儀なくされましたが、想像以上に多くの方にご来場いただき、キャンパスは天候の悪さを吹き飛ばすエネルギッシュな空気に包まれていました。
また、この日は【りゅうか祭プロレス】も開催。本物のプロレスを一目見ようと多くの家族連れがアスレチック棟に集まりました。迫力満点の試合の随所にはさまれるコメディ要素に、観客からは笑いが。試合の合間には『ちびっこプロレス教室』も開催。参加した子どもたちはもちろん、見ている方も楽しい時間となりました。
さらに、ステージでは、今回初となる『吹奏楽団・軽音楽部コラボステージ』が。演者と観客が一体となり、ライトアップされた雨上がりのキャンパスは大盛り上がりとなりました。そして迎えたエンディングには、打ち上げ花火が。暮れていく空を彩る花火をもって、2日間の『りゅうか祭』は閉幕。この瞬間、今年度ステージの司会を務めた1年生2名が感極まる場面も見られました。
今回の『りゅうか祭』を主に創ってきたのは、コロナ禍に入学した3年生以下の学生たち。従来の学園祭を経験したことがないため、準備を進めていくなかでもさまざまな困難がありました。そうした状況のなか、自分たちのできる最大限を目指してきた結果、ご来場いただいた方々にお楽しみいただき、たくさんの笑顔に触れることができました。
その景色とともに3年ぶりの完全復活となる学園祭を完走した学生たち。それぞれが感じたさまざまな思いとともに記憶に刻まれた『りゅうか祭』となりました。