3年連続参画!長坂ゼミがクイズで千林商店街の魅力を発信
公開日:2022年11月28日
11月5日(土)、千林商店街(大阪市旭区)が主催する『第6回千林昭和写真展』に、商学部マーケティング学科・長坂泰之准教授とゼミ生たちが参加しました。
このイベントは、千林商店街とひらかたパーク(以下「ひらパー」)の歴史がわかる写真を展示するもので、昭和初期のものなど貴重な写真もたくさんありました。大学創設者である中内㓛は、千林商店街でダイエー1号店をオープン。そんな縁ある商店街で、3年前から長坂ゼミが写真展のお手伝いしています。
今年は、自分たちが出題者として登場するクイズ動画を制作した学生たち。本学内にある中内㓛記念館やダイエー資料館での調査を行い、千林商店街や中内㓛氏に関する3択クイズを作成。ゼミ生全員で協力しながら撮影・編集した動画を使って、会場でクイズ大会を行いました。
小さなお子さまがチャレンジしてくれたときは、わかりやすいヒントを出して正解へ導いたり、一方でご年配の方がスラスラと全問正解した際には、拍手喝采で盛り上げたり。参加者と一緒に楽しんだ学生たち。途中、ひらパーの写真を見にきた帰宅途中の女子高生が急遽クイズに参加するなど、会場は終始賑わいを見せていました。
この日は初日でしたが、会場の千林ふれあい館には、ひっきりなしに買い物帰りの地元の方が立ち寄られていました。なかには、卒業論文を作成するためこの商店街に調査にきていた他大学の4年生が、長坂准教授やゼミ生に熱心にヒアリングする場面も。オープン直後は、来場者にこわごわと声をかけていた学生たちですが、時間が経つにつれ、自然と話かけることができるように。ご年配の方から、この土地に関する昔の思い出話を聞かせていただくこともありました。
本学では、専門ゼミは2年生後期からスタート。9月下旬から今回の活動に向けての取り組みをはじめ、見事なチームワークで、はじめての協同作業をやり切りました。フィールドワークを中心とした活動が中心の長坂ゼミ。今後の活動が楽しみです。
参加した学生のコメント
坂東春輝さん(経済学部 経済情報学科2年)
「クイズ動画の編集を担当しました。パソコンを使って作業を行ったのですが、約50時間かかり、最後は徹夜。大変でしたが、こうしてたくさん人たちが楽しんでくださっているのを間近で見れて嬉しかったし、頑張って作った甲斐がありました」