7年目となる奈良県・吉野町との社会連携。今年もガイドブックを制作・引き渡し!
公開日:2023年2月1日
人間社会学部人間社会学科・森藤ちひろ教授のゼミでは、2016年度より奈良県吉野郡吉野町の方々と連携し、地域活性化を目指したイベントなどに取り組んできました。
コロナ禍以降、例年のような取り組みができなくなったことから、吉野町が取り組んでいた『吉野まちじゅう図書館』プロジェクトをサポート。2020年度は、活動の輪を広げ、より発展させていくためのガイドブックと運営マニュアル(動画・電子ブック)』を制作。以降も、ゼミとしてこの取り組みを引き継ぎ、今年度も3年生のゼミ生たちが現地を訪問し、新しいガイドブックを制作しました。
そして、1月27日(金)、完成したガイドブックの『引き渡し式』をオンラインで実施。森藤ゼミの学生9名と、吉野町の町職員、図書館運営者やご協力いただいた住民の方々が参加しました。
冒頭、ゼミ長である学生が、画面越しに新しいガイドブックの詳細を説明。今回は、各ページにQRコードをつけて運営者の公式ホームページやSNSに飛べるようにしたり、若者目線の写真中心のレイアウトで観光ガイドブックの要素を意識。また、「自分たちが現地で感じた吉野町の魅力を伝えたい」との思いから、日常を切り取った地域の写真も掲載したことなどを伝えました。
その後、画面を通して完成品を引き渡し。最後に、学生たちが一人ずつ感謝の言葉を伝え、今年度の活動を締めくくりました。
運営者との連絡・調整、インタビュー、執筆、デザイン、校正まで全プロセスを学生中心で進めた今回。大変なことも多くありましたが、学生たちはみな「貴重な経験になった」と振り返りました。
2022年度のゼミ活動はここで終了となります。この吉野町の取り組みを通して得た多くの学びや経験を生かし、学生たちはこれから新たな挑戦となる就職活動に臨みます。