兵庫県猪名川町と連携した『猪名川ワインプロジェクト』が始動!
公開日:2023年4月21日
4月13日(木):オリエンテーション
人間社会学部観光学科・西村典芳教授のゼミでは、今年度から『猪名川ワインプロジェクト~新たな特産品へのチャレンジ』に取り組んでいきます。
本プロジェクトは、2022年11月に締結した兵庫県猪名川町との包括連携協定における“観光分野“の施策として実施。同町に多数存在するぶどう農家が栽培するぶどうを活かしながら、加工品・特産品を充実させ、町の活性化へつなげていく狙いがあります。
プロジェクト始動となった4月13日(木)。ゼミ生9名に向け、西村教授よりプロジェクトの概要や今後のスケジュール、具体的な取り組み内容などについての説明が行われました。
今後は、月1回のペースで猪名川町のぶどう農家を訪問。苗木の植樹にはじまり、すでに栽培中のぶどうの徐葉、誘引、草刈り、収穫作業を体験。そのぶどうを加工したワインを、11月に猪名川町で町民の方々にお披露目するとともに、今年度の取り組みの成果発表を行う予定です。
今回植樹する苗木が、育ち、実がなり、ワインとして商品化されるまでに有する時間は、最低でも4~5年。本プロジェクトは、今年、来年、再来年と、西村ゼミの学生たちが引き継ぎながら、長期的な視点で取り組んでいくものになります。
4月15日(土):猪名川町フィールドワーク(圃場見学・苗木植樹)
学内でのオリエンテーションから2日後の4月15日(土)。第1回目となる猪名川町でのフィールドワークを実施しました。
あいにくの雨模様でしたが、6名のゼミ生が参加し、現地でのオリエンテーションやぶどうを栽培している圃場を見学しました。まず最初に、役場の方から、猪名川町の概要や観光計画、今回のプロジェクトについての説明、協力農家の方のご挨拶、学生たちの自己紹介などを行いました。
オリエンテーションの後は、かまどでご飯を炊いての昼食タイム。自然のなかで味わうかまどご飯のおいしさを堪能した学生たちは、腹ごしらえも十分な状態で圃場見学へ。農家の方からのぶどう栽培についての説明に、真剣に耳を傾けていました。そして最後は、ぶどうの苗木の鉢植え。自分の苗木だとわかるよう、それぞれ名前を記し、今後の成長を見守っていきます。
この日の様子は、広報いながわ5月号に掲載。また、J-COMチャンネル(11ch)でも放送※されます。
※)4月22日(土)・23日(日) 11時/14時/17時/20時30分、4月24日(月)~28日(金) 18時
次の圃場訪問は、5月下旬ごろ。ぶどう栽培において重要な『徐葉(じょよう)』作業を行う予定です。
本プロジェクトのスケジュール
月 | 学外 | 学内 |
---|---|---|
5月 | フィールドワーク(徐葉) | グループワーク |
6月 | フィールドワーク(誘引) | グループワーク |
7月 | フィールドワーク(草刈り) | グループワーク |
8月 | フィールドワーク(収穫) | グループワーク |
9月 | フィールドワーク(収穫) | グループワーク |
10月 | - | グループワーク |
11月 | 成果発表会 | - |
1月 | 次世代観光経営フォーラム | - |