商学部・長坂教授の共著が【日本建築学会著作賞】を受賞
公開日:2023年4月20日
このたび、商学部マーケティング学科・長坂泰之教授の共著『復興・陸前高田―ゼロからのまちづくり』が、【2023年 日本建築学会※ 著作賞】を受賞しました。
※)建築に関する学術・技術・芸術の進歩発達をはかることを目的とする学術団体
東日本大震災で甚大な津波被害を受けた岩手県陸前高田市で、前代未聞の復興事業に取り組んだ「チームたかた」の記録を4名の著者がまとめた本著。「災害と復興事業の全体像を、関係者の記憶がまだ新しいうちに当事者の記録としてまとめられたことの意義は大きく、将来の復興事業においても必ず参照すべき一冊となる」として、今回の受賞となりました。
長坂教授は、「前職で東日本大震災津波被災地の商業集積の復旧・復興支援の仕事をしていたなかで、もっとも深く関わったのが陸前高田市です。数年間は、隔週で現地に通い、腹を割り、懐に入って、復興に尽力。本学に移ってから執筆を進め、今回の受賞につながったことはとてもうれしく思います。関わったすべての皆さまに厚く感謝申し上げます」と、受賞の喜びを語りました。