山口ゼミとレッドハリケーンズ大阪との協働プロジェクトが、次なるステージへ

山口ゼミとレッドハリケーンズ大阪との協働プロジェクトが、次なるステージへ

公開日:2023年7月20日

山口ゼミ×レッドハリケーンズ大阪協働プロジェクト

人間社会学部人間健康学科・山口志郎准教授のゼミでは、2022年12月よりジャパンラグビー リーグワンに所属するレッドハリケーンズ大阪との協働プロジェクトに取り組んでいます。

本学とレッドハリケーンズ大阪は同月に連携協定を締結。山口ゼミが取り組んできたのは、その事業のひとつである『レッドハリケーンズ大阪のマーケティング分析のサポート』。チームと協働しながら、スタジアムでの観戦者調査を行い、集客増に向けたデータを得ることを目的としています。

観戦者調査

スタジアムでアンケート

今年の3月12日(土)と4月1日(土)には、同チームの試合会場で『来場者満足度向上に向けたアンケート』調査を実施。7月11日(火)には、レッドハリケーンズ大阪のチームディレクター・渡辺氏とプロモーション 兼 広報の才口氏を本学に招き、報告会を行いました。

ゼミ学生たちは、2日間の現地調査を通して、紙とオンライン(QRコード読取→回答)併せて1,003部(有効回答数:838部)のアンケートを配布・回収。

それをもとに、来場者の属性や居住地、観戦人数や回数、スタジアムまでの所要時間の平均、ラグビールールの理解度などの調査結果をはじめ、年代や性別、ラグビー経験の有無による来場動機やサービスプロダクトの比較、満足度と行動意図などについて報告。今後に向けて、「推奨行動を高める仕掛けづくりが必要」とまとめました。

調査・分析結果報告

報告後には、学生が一人ずつ今回の現地調査の感想をコメント。他のスポーツ観戦との比較を通して感じた違いや改善点、一方で現地でしか感じられない臨場感や没入感など、それぞれが感じたことを担当者に伝えました。

現地調査の感想コメント

ディスカッション

学生たちのひとつひとつの言葉に真摯に耳を傾けていた、レッドハリケーンズ大阪の担当者のおふたり。時折、突っ込んだ質問をしたりしながら、活発なディスカッションが行われ、真剣ななかにも笑顔の溢れる、有意義な時間となりました。

集合写真

本プロジェクトは今後、山口准教授と青山将己講師の授業「健康サービス企画運営演習」に引き継がれ、“集客増”に向けた具体的な実践を現場で取り組んでいく予定です。

  
5月には『兵庫体育・スポーツ学会 第34回大会』でも発表
  

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