人生において貴重な経験に。『教育実習報告会』で後輩に語った2週間の学び
公開日:2023年8月9日
夏休み2日目となった8月3日(木)、教育実習を終えた4年生が『教育実習報告会』を実施。報告者をはじめ、教員を目指す1~3年生、教職員併せて約20名が参加しました。
この日報告を行ったのは、前期の教育実習に参加した4年生3名。実習期間は、5月下旬~6月上旬の2週間。それぞれがこの2週間を振り返りながら、1日のスケジュールや流れ、実習内容、教材研究、授業観察や研究授業、また授業外での活動などについて報告しました。
また、実習前に行ったことや授業を行う際に気をつけた方がいいことについても、自身の経験から具体的に説明。失敗や反省点も多々あったようですが、それによって明確になった課題を後輩たちへのアドバイスとして伝えました。
なかには、大切なこととして「生徒はもちろん、いろいろな先生方やほかの実習生と積極的にコミュニケーションを取ること」と話す学生も。今後、教育実習を経験することになる1~3年生は、先輩たちの体験談を通して自分なりのイメージを膨らませていました。
同じ2週間という時間のなか、それぞれが違う環境で、試行錯誤しながら取り組んできた3名の学生たち。それでも口を揃えて「2週間は思っているより短い」と話します。そのなかで、自分の強みと課題が明確になり、“先生”になるために必要な学びを体得。「教員を目指していなくてもよい経験になる」と話す学生もいたように、人間的な成長にもつながる、とても貴重な経験になったようでした。
参加した1~3年生の感想
- 3人とも「2週間は短い」と言っていたので、教育実習への気持ちが強くなりました
- 実際に教育実習を行った4年生の話は、ネットや本からでは伝わらないリアルさと力強さがあり、これからの参考になったし、自分自身の意識の変化にもつながりました
- 来年、教育実習に行くので、今からでも準備しておこうと思いました
- 生徒との関わり方、授業の作り方など、とても有意義なことを学ぶことができました