観光学科・西村ゼミが【“兵庫の魅力” Students Treasure Hunt Project】に参画中!

観光学科・西村ゼミが【“兵庫の魅力” Students Treasure Hunt Project】に参画中!

公開日:2024年4月8日

兵庫の魅力

現在、人間社会学部観光学科・西村典芳教授のゼミでは【“兵庫の魅力” Students Treasure Hunt Project】に取り組んでいます。

本プロジェクトは、今夏に兵庫県立兵庫津ミュージアムにて開催される『万博展(仮称)』において紹介する「ひょうごフィールドパビリオン (※) 」の展示物を、学生たちが企画・制作するというもの。西村ゼミを含む9大学・25名の学生たちが参加しています。

※) 地域の「活動の現場そのもの(フィールド)」を地域の人々が主体となって発信し、多くの人を誘い、見て、学び、体験してもらう取り組み

西村ゼミ

参加学生たちは5つのグループに分かれ、フィールドワークとして、兵庫五国(播磨、但馬、丹波、摂津、淡路)の「SDGs体験型地域プログラム」をひとつ体験し、自分たちの目線でその魅力を紹介する展示パネルや動画コンテンツを制作していきます。また、“ツーリスト目線”で訪問先の課題も抽出。解決策をプランニングし、最後に自治体関係者などにプレゼンテーションします。

3月12日(火) 定期ミーティング(講義&グループワーク)

3月12日(火)に行われた定期ミーティング。展示物や映像制作についての説明と、西村教授による「学生時代におけるフィールドワークの重要性」について講義が行われました。

その後、各グループで自分たちが訪問するフィールドワーク先の特徴や取り組み、また抱えている課題などを事前リサーチ。その結果をグループごとに発表し、まもなくはじまるフィールドワークに備えました。

フィールドワークの重要性

事前リサーチ

西村ゼミは、多くの学生が4月1日(月)の摂津(尼崎市・川西市)でのフィールドワークへ。尼崎運河クルーズツアーや「日本一の里山」を巡るウォーキングツアーに参加します。その後、展示物制作や課題解決のプランを考案。7月20日(土)からはじまる企画展示に向けて、準備を進めていきます。

2025年に開催される大阪・関西万博。これを契機とすべく、兵庫県では「ひょうごフィールドパビリオン」構想を打ち立て、関西を訪れる国内外のツーリストを兵庫県にも誘致し、魅力を堪能してもらうための観光施策をスタートしました。【“兵庫の魅力” Students Treasure Hunt Project】もその取り組みのひとつです。

4月1日(月) 摂津(尼崎市&川西市)でのフィールドワークへ

尼崎市&川西市でのフィールドワーク

4月1日(月)、人間社会学部観光学科・西村典芳教授のゼミに所属する学生10名が、摂津(尼崎市&川西市)でのフィールドワークを行いました。

まず、ゼミ生たちが体験するのは、『尼崎運河クルーズ』。チャーター船に乗り込んだゼミ生たちは、現在でも貨物船が行き交う現役の運河へ。日本で最初のパナマ運河方式の閘門として設立された『尼ロック』を通過し、水門の開閉や水位の上下を体感しました。

クルーズ日和

雲ひとつない青空とほがらかな陽気となったこの日は、まさにクルーズ日和。ゼミ生たちは、気持ちよさそうに初めてのクルーズ体験を楽しんでいました。その後は、ご厚意で用意していただいたBBQを満喫。最後に、今後の展望や抱えている課題についてお話しを聞きました。

バーベキュー

今後の展望や抱えている課題について

続いて、『「日本一の里山」を巡るウォーキングツアー』を体験すべく、川西市黒川地区へ。400年前から茶道における最高級の炭『菊炭』の産地として知られ、現在も炭焼きが続けられています。

しゃしん

しゃしん

ゼミ生たちは、炭焼き小屋を見学し炭づくりや“木”“森林”についてお話を聞いた後、NPO法人北摂里山文化保存会の方の案内で菊炭の原料である“台場クヌギ”の群落へ。根を上げるゼミ生も現れるほど勾配の急な山道を登りながら、“台場クヌギ”の生態や育て方、里山の定義などついて説明を受けました。

しゃしん

しゃしん

そして最後は、クヌギ群落の麓にある徳林寺でのお茶席体験。入れていただいたお茶をどのタイミングで、どう飲めばいいのかわからなかったり、慣れない正座に足がしびれたりしながらも、初めての体験を楽しみました。

しゃしん

しゃしん

丸1日をかけて『尼崎運河クルーズ』と『「日本一の里山」を巡るウォーキングツアー』のモニター体験をしたゼミ生たち。それぞれの取り組み・魅力・現状の課題をリアルに把握することができたようです。今後は、この体験を生かし、展示用のパネルや動画などを制作。同時に、課題解決プランも作成をしていきます。

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