筆記試験から面接までを見据えて対策を行う『公務員特別演習』

筆記試験から面接までを見据えて対策を行う『公務員特別演習』

公開日:2024年7月5日

公務員特別演習

4月12日(金)より、2024年度の『公務員特別演習』がスタート。
前期は全15回の講義が行われます。

本学には、公務員を目指す学生のための【公務員試験対策プログラム】があります。『公務員特別演習』は、公務員試験の「専門科目」対策として、1年生後期から4年生前期まで開講している科目。公務員試験に出題される『教養科目』対策や、現職の自治体職員の講義やディスカッションなど、さまざまな面から学びを深めます。

4月19日(金):外部講師による公務員試験対策① グループワーク

グループワークの様子

2回目となった4月19日(金)は、外部講師を招き、『公務員試験対策』についての講義を実施。2・3年生合同授業ということもあり、多くの学生が参加しました。

この日はまず、『公務員』についての説明からスタート。世の中にある仕事のなかに、いったいどれだけ『公務員』が存在しているのか。さらに、国家公務員と地方公務員の違いなどについても説明を受けました。

講義を受ける学生たち

タワー作り

後半は、実際に公務員試験でも行われている『グループワーク』を実践。近くに座っていた学生同士6~7人でグループを作り、A4の紙を使い「10分間でできるだけ高いタワーを作ってください」という課題に挑戦しました。

この日の講義を通して、世の中の多くのことに『公務員』が関わっていること、国家公務員が『スペシャリスト』であるのに対し、地方公務員は『ゼネラリスト』であることなど、改めて『公務員』という仕事について具体的に学ぶことができた学生たち。これから自分の進路を考えるうえで、とても参考になったようです。

5月31日(金):外部講師による公務員試験対策② 数的処理講座

グループワークの様子

5月31日(金)からは、3週にわたり2・3年生の合同授業。外部講師による『数的処理講座』を行いました。

『数的処理』とは、公務員として働くために必要となる事務処理能力を証明する問題のこと。公務員試験においては重要度が高く、教養試験で必ず出題されるうえ、その割合が比較的多い科目でもあります。

講義を受ける学生たち

タワー作り

本講義では、実際の公務員試験を意識して、限られた時間で問題を解いていき、その後、講師が1問ずつ解説。その解説により理解度を高めるとともに、効果的な解き方を学んでいきました。

学生たちにとっては、公務員試験をリアルに感じるとともに、それぞれの苦手や課題と向き合う良い機会となったようです。

6月28日(金):公務員特別演習Ⅳ(行政職)

グループワークの様子

3年生は6月の2週目から(2年生は7月から)通常授業に戻り、各コースでの学びを深めています。

1年生後期からはじまる『公務員特別演習』は、4年生前期まで一貫したプログラムとなっていますが、3年次からは『行政職コース』と『公安職(消防・警察など)コース』に分かれています。

講義を受ける学生たち

タワー作り

公務員試験において出題頻度の高い『憲法・行政法・民法』の3つの法律分野について学ぶ『行政職コース』。この日は、そのなかの『行政法』について、過去の試験問題などを参考に講義が行われました。

担当教員が講義の合間に読み上げる過去の試験問題について、学生それぞれが手元の〇×カードを挙げて回答するなど、基礎的知識の習得と根本的理解の充実を図っています。

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