今年度の『キャンパスウエディング』では、初の試みに挑戦!
公開日:2024年6月20日
4月24日(水)、『2024年度 キャリアアップセミナー(ブライダル)』の第1回目の講義を実施。今年のキャンパスウエディングがスタートしました。
『キャリアアップセミナー』は、スペシャリスト育成を目的に、各業界の現状やプロのノウハウを短期間で集中して学ぶことができる、本学独自の人材育成プログラム。『キャリアアップセミナー(ブライダル)』はそのひとつで、一般募集したカップルの結婚式を学生がプロデュースする“キャンパスウエディング”を通して、ブライダルの仕事の真髄を学びます(ほかに、『流通・マーケティング』『リテール』『起業・事業承継』『観光振興』地域創生』『ホテル・旅館』があります)。
4月24日(水) 配役・チーム決定
キックオフとなったこの日の講義に集まったのは、1~3年生まで約30人。まず、担当教員である人間社会学部観光学科・道前美佐緒准教授から、今年度のキャンパスウエディングの詳細について説明が行われました。
その後、配役・チームを決定。カップルとの打ち合わせに向け、ヒアリングシートを元に提案できそうなテーマを考えていきました。
6回目となる今年度のキャンパスウエディングでは、初の試みにも挑戦。1組限定で行ってきた挙式を、2日間に分けて2組のカップルで実施。また、学生たちも『プランニング&プロデューストータルコース(全8回の講義と本番に参加)』『プロデュースサポートコース(6~8回の講義と本番に参加)』から、自分に合った取り組み方を選択し、計40人が参加します。
ここからは、各チームごとにテーマに沿った資料を収集。プランナーと各チームリーダーで提案資料を作成し、5月11日(土)のカップルとの打ち合わせに臨みます
5月11日(土) カップル打ち合わせ・ドレスフィッテイング
新郎新婦との初顔合わせとなった5月11日(土)。コンセプトイメージや演出等についての打ち合わせ、会場見学、ドレスフィッテイングなどを行いました。
実は、今回の新婦は本学の卒業生。さらに、1年生のときから3年連続で『キャンパスウエディング』に参加し、3年生のときにはリーダーも務めていました。その経験から、「自分が結婚するときは、キャンパスウエディングで」と思っていたそう。卒業して2年、ようやくその夢が叶います。
この日はまず、チーフプランナーの学生が代表して挨拶を行い、学生で考えたコンセプトイメージや会場についてスライドを見せながら解説。実際に会場となる場所を見学した後、おふたりのプロフィールやなれそめ、動画撮影や招待状の希望の有無、挙式や披露宴の演出についてなど、じっくりとお話しを聞いていきました。
打ち合わせを終えると、スタイリスト担当の学生と新郎新婦は、三宮にあるドレスショップへ。ずらりと並んだウエディングドレスとカラードレスから、おふたりで相談しながら気になるものをいくつかピックアップ。試着の際、新婦にドレスを着つけたのは、ショップの社員の方からフィッティング技術をレクチャーしてもらった学生たち。さらに、ドレスに似合う小物を選んで提案したりと、まるでプロのスタイリストのようでした。そうして、悩みながらも2着が決定。どちらも新婦の個性を生かしていて、とても素敵でした。一方、新郎はタキシードを即決。それもまた雰囲気にピッタリで、おふたりが並んだ姿が今から楽しみです。
次に新郎新婦が本学を訪れるのは、本番前のリハーサル。それまでに学生たちは、式のテーマとコンセプトを決め、演出内容を検討。ウエディングケーキのデザインや式の進行の決定、各種アイテムや会場装飾物の制作などを行っていきます。
6月12日(水) 2組目のカップル打ち合わせ・ドレスフィッテイング
これまで1組限定で行ってきた挙式を、2日間に分けて“2組”のカップルで実施するという、新たな試みに挑戦している今年度。
6月12日(水)には、2組目のカップルが本学を訪れ、打ち合わせとドレスフィッテイングを行いました。まずは、スタイリスト担当の学生と新婦がドレスフィッテイングへ。ラックに並んだドレスのなかから気になるものをピックアップして試着。ドレスが決まると、似合いそうな小物を学生が選んで提案していました。
続いて、挙式についての打ち合わせ。1組目のカップルのときと同様、おふたりのプロフィールやなれそめを元に、学生からいろいろと質問。挙式のコンセプトや演出などについて、じっくりとお話を聞いていきました。
ここから、より具体的にプランニングを行いながら、必要なアイテム制作へ。来月下旬からはサポートスタッフも参加。進行練習など、より実践的なターンに入っていきます。