岩崎ゼミの学生が『障がい児向け学びのプログラム』企画・実践へ
公開日:2024年8月5日
『対人援助』を専門とし、ソーシャルワークの固有性と意義について考えながら、学生それぞれが関心領域を見出していく、人間社会学部心理社会学科・岩崎久志教授のゼミ。
今年度は、障害児通所支援事業などを行う『OMOIYARI PLUS ONE』からの要望を受け、同社が放課後等デイサービスで子どもたちに提供している“学びのプログラム”の企画・実践に取り組んでいます。
7月25日(木)には、尼崎市にある本社を訪れました。まず最初は、低学年児童のクラスへ。今回で2度目の訪問ということもあり、子どもたちは学生の来訪を楽しみにしていた様子。積極的なコミュニケーションを図りながら、一緒にUNOをしたり、人形遊びをしたりしていました。
続いて、少し上の年齢の子どもたちのクラスへ。この日は七夕の飾りを作っており、最後の仕上げをサポートした学生たち。真剣に作業していたかと思えば、大きな笑い声が聞こえてきたりと、子どもたちとの交流を楽しんでいました。
年齢の違う2つのクラスで子どもたちのサポートを体験した学生たち。とはいえ、こういった取り組みは、数回現場を訪問しただけでは難しいのが現状。そこで、同社のご厚意で『インターンシップ』を提案いただきました。ほぼ全員の学生が、夏休みを活用しながら参加し、一定期間、実際の業務に取り組む予定です。
現場でしっかりと学んだ後、自身の経験や気づきを生かして、子どもたちに提供する“学びのプログラム”を考えていくことになります。