地域スポーツの未来づくり、プロスポーツクラブの課題解決

地域スポーツの未来づくり、プロスポーツクラブの課題解決

公開日:2026年7月15日

人間社会学部観光学科西村典芳教授の呼びかけにより集まった有志の学生と、与那覇秀勲ゼミ・内田遼介ゼミの学生が、兵庫県スポーツ振興課との社会連携事業として、兵庫県およびプロスポーツクラブ等と連携し、プロスポーツクラブが抱える課題解決に取り組むプロジェクトをスタートしました。

3月16日(月) キックオフ

3月16日(月)に行われたキックオフ会議では、プロジェクトの趣旨や今後の取り組み内容について説明が行われ、県内3つのクラブより参画の意向をいただきました。

本プロジェクトでは、学生がチームごとに分かれ、プロスポーツクラブの課題に応じた取り組みを進めていきます。キックオフ会議では、各チームが担当するクラブの状況を踏まえ、今後取り組む課題を整理しました。
与那覇チーム(6名)は女子サッカークラブ「INAC神戸レオネッサ」の観戦者数増加、西村チーム(3名)は女子バスケットボールクラブ「アストライア姫路」の認知拡大、内田チーム(1名)は、ゴルフ場の心理的ハードルを下げるための地域との接点創出を課題に設定し、今後提案内容の検討を進めていきます。

5月14日(木) 西村チームが、アストライア姫路の現状と課題を共有

5月14日(木)、アストライア姫路のご担当者さまより、西村チームの学生たちは、クラブの現状や課題についてご説明いただきました。
学生たちは、クラブの運営状況をはじめ、地域との関わりや認知拡大に向けたこれまでの取り組みについて説明を受け、プロスポーツクラブが地域に根ざして活動を広げていくうえでの課題を共有しました。学生ならではの視点から質問も出され、現場の実態をより深く理解する機会となりました。

今後、学生たちは今回共有された内容をもとに、クラブの魅力発信や地域とのつながりづくりに向けた具体的な企画・提案を進めていきます。

5月29日(金) 与那覇チームがINAC神戸レオネッサの集客促進策を提案

与那覇チーム、集客促進策の提案1

5月29日(金)、兵庫県庁において、与那覇ゼミの学生たちが、女子サッカークラブ「INAC神戸レオネッサ」の観客数増加をテーマに、集客促進策の提案を行いました。

与那覇チームは、これまでクラブの現状や課題について調査・分析を進めるなかで、観戦者を増やすためには、試合そのものの魅力に加え、選手一人ひとりの人柄や競技にかける想いをより多くの人に届けることが重要であると考えました。

今回の提案では、選手の素顔や日常、競技に取り組む姿勢などを発信するSNSコンテンツの強化を提案。試合中だけでは伝わりきらない選手の魅力を発信することで、選手個人への関心を高め、クラブ全体への興味や応援につなげることを目指しました。

また、SNSで選手やクラブに関心を持った人が実際に試合会場へ足を運ぶきっかけづくりとして、ショッピングモールなど多くの人が集まる場所で無料招待チケットを配布する企画も提案しました。情報発信と観戦機会の提供を連動させることで、新たな観戦者の獲得につなげる狙いです。

与那覇チーム、集客促進策の提案2

学生たちは、「選手の魅力発信によるファンづくり」と「観戦機会の提供による新規顧客開拓」を組み合わせ、持続的な観客数増加に向けた施策を検討しました。こうした活動を通じて、学生たちはプロスポーツクラブが抱える実践的な課題に向き合い、スポーツを通じた地域活性化やファンづくりについて考えを深めていきます。

内田チームが有馬カンツリー倶楽部と企画の方向性を確認

内田チーム、方向性を確認

7月8日(水)、本学において、内田チームの学生2名が、本プロジェクトの協力団体である有馬カンツリー倶楽部の谷光高代表取締役社長と、中間報告会に向けた意見交換を行いました。

内田チームが取り組むテーマは、「ゴルフ場をまちの広場に!!ー地域活性化拠点としての利活用に向けてー」。兵庫県は日本におけるゴルフ発祥の地であり、全国有数のゴルフ場集積地でもあります。一方で、ゴルフ場は地域住民にとって、地理的には近くにあっても、利用するには少し距離を感じる場所になっているのではないか。学生たちは、そうした問題意識から、ゴルフ場と地域をつなぐ新たな接点づくりを検討しています。

今回の意見交換では、ゴルフ場を限られた人だけが利用する「特別な場所」ではなく、親子や初心者が気軽に身体を動かし、交流できる「身近な場所」として捉え直す方向性を共有しました。学生たちは、初心者や子どもでも安全に楽しみやすいスナッグゴルフを活用した親子参加型イベントを構想。企画の狙いや実施内容について説明し、ゴルフ場を運営する立場からのご意見を伺いました。

谷社長との対話を通じて、学生たちは、地域住民にどのような言葉で企画の魅力を伝えるのか、参加しやすい場にするためにはどのような工夫が必要かを改めて整理。中間報告会に向けて、提案内容をより具体的に磨き上げる機会となりました。
今後は、有馬カンツリー倶楽部をはじめとする関係機関と連携しながら、地域住民がゴルフ場やゴルフ文化をより身近に感じられる体験機会の実現を目指します。

7月15日(水) 中間報告会を開催

7月15日(水)には、兵庫県庁において「ひょうごスポーツコミッション×流通科学大学 連携事業 中間報告会」が開催されます。

中間報告会では、INAC神戸レオネッサ、アストライア、有馬カンツリー倶楽部の各団体が参画する本プロジェクトについて、学生たちがこれまでの調査・分析をもとに、課題解決に向けた企画提案を行います。スポーツを通じた地域活性化に向け、学生たちの視点からどのようなアイデアが示されるのかが注目されます。

中間報告会を開催

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