『社会調査演習Ⅰ』で神戸市西部地域の地蔵盆・地蔵祭を調査。行事継承と地域活性化を考える

『社会調査演習Ⅰ』で神戸市西部地域の地蔵盆・地蔵祭を調査。行事継承と地域活性化を考える

公開日:2024年8月7日

地蔵祭・地蔵盆

本学の人間社会学部には、3年生から履修することができる『社会調査演習Ⅰ・Ⅱ』という科目があります。

人々の消費の場であり生活空間でもある商店街で執り行われる催事、特に『地蔵祭・地蔵盆』を対象に社会調査を行うもの。催事の実施、継続方法や諸問題に関する調査を行い、社会調査を立案・実践する力を身につけ、一連の統計調査法の手順・技法を実践的に修得することを目的としています。

今年度も、『神戸市西部地域の地蔵盆・地蔵祭の可能性から考える行事継承と地域活性化の要素』をテーマに、社会調査を実施しています。

7月6日(土) 『地蔵盆・地蔵祭』について事前調査

事前調査

7月6日(土)、本講義を受講する学生3名が、須磨寺前および新長田を中心に事前調査を実施しました。

この日は新長田駅からスタート。担当教員である人間社会学部心理社会学科・栗田真樹教授と桑原桃音准教授とともに、駅前に掲示された地図を見ながらルートを確認。新長田1番街商店街と大正筋商店街それぞれの地蔵盆開催地を目指しました。

地蔵盆開催地

栗田教授や桑原准教授からの説明を聞きながら、商店街を歩く学生たち。目的の地蔵尊にたどり着くと、それぞれ写真を撮ったり、傍らにある説明を読みメモを取ったり。また、ときには地蔵盆の提灯を掲げている店舗を見つけ、お話を聞く場面も。

学生たち

調査する学生

新長田での最後の目的地、智慧地蔵尊を経て、須磨寺へ。須磨寺では、桜寿院から親子地蔵までを1周した後、学生それぞれが気になる場所を約1時間かけて調査しました。そして、須磨寺駅前商店街を観察しながら、駅前の地蔵尊へ。ここで毎年行われている地蔵盆について、桑原准教授から説明を受けました。

須磨寺駅前商店街

地蔵尊

じりじりと焼けつくような真夏日となったこの日。炎天下のなか、学生たちは流れ落ちる汗をぬぐいながら歩きまわり、調査に励んでいました。次回は、8月23日(金)に新長田商店街、須磨寺周辺にて本調査を実施します。

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