内田ゼミの学生が、播磨町の中学生に『スポーツメンタルトレーニング』の講義を実施
公開日:2024年8月28日
人間社会学部人間健康学科・内田遼介准教授のゼミでは、昨年12月にスポーツ振興に関する包括連携協定を締結した兵庫県播磨町との共創活動に取り組んでいます。
内田准教授とゼミ生5名は、8月1日(木)に播磨町を訪問。同町が取り組んでいる『部活動の地域移行(地域展開)』の課題解決につなげるため、町内の中学校の陸上競技部に所属する生徒約30人に『スポーツメンタルトレーニングの重要性』について講義を行いました。
まず、内田准教授が「環境が変わっても、普段通りの実力を発揮するためには心のトレーニングが大切です」と、その重要性について説明。生徒たちは、実際に今の自分にどれくらい普段通りの実力を発揮する力があるのかを診断する心理検査に挑戦しました。そして、その診断結果についてゼミ生が解説。「結果を鵜呑みにしないで、高めるべき心理スキルや現在の心理状態を知るためだけに使いましょう」と話しました。
最後は、ゼミ生4名によるミニ講義。生徒たちが聞きたい講義を1つ選び、4つのグループに分かれて対話形式で実施。どのゼミ生もワークを積極的に取り入れるなど、生徒たちがより理解を深められるような内容に仕上げていました。
この日は、NHK等の取材が入っていたこともあり、緊張していた様子の生徒たち。しかし、ゼミ生たちが積極的にコミュニケーションを取ったり、和やかな雰囲気づくりを心掛けたりしたことで、少しずつ緊張もほぐれ、笑顔が見られるようになりました。
一方のゼミ生たちからも「生徒の皆さんが積極的に発表をしてくれたので、やりやすかった」「絶対に教師になろうと決めた」といった声が。それぞれにとって、今後につながる貴重な経験となったようです。
この日の様子は、後日、NHK総合『Live Love ひょうご』にて紹介されました。