「結婚するときはキャンパスウエディングで」。卒業生である新婦の夢をともに叶えた1日

「結婚するときはキャンパスウエディングで」。卒業生である新婦の夢をともに叶えた1日

公開日:2024年9月6日

『キャンパスウエディング』

2日間に分けて2組の挙式を行うという初の試みに挑戦してきた今年度のキャリアアップセミナー(ブライダル)。その集大成となる『キャンパスウエディング』が、8月18日(日)に挙行されました。

4月から約4カ月にわたり取り組んできた学生たち。17日(土)には、無事に1組目のカップルの結婚式を終え、この日も連日の猛暑に違わぬ暑さのなか汗をぬぐいながら、会場の装飾や進行について調整・確認を繰り返していました。

会場の装飾をする学生たち

テーブルの飾り

準備に励む学生たち

この日の新婦は本学の卒業生。在学中は、1年生から3年連続で『キャンパスウエディング』に参加し、3年次にはリーダーも務めました。そうした経験を通して、「自分が結婚するときは、キャンパスウエディングで」という思いが芽生えたそうです。

2021年度の様子

リーダーを務める新婦

 (2021年度キャンパスウエディングでリーダーを務める新婦)

万全の準備を整え、緊張の面持ちで開始のときを待つ学生たち。そして、司会のアナウンスで挙式がスタートすると、新郎がお一人で入場。アイルランナーを歩む前に、お父様の手からジャケットを羽織る『ジャケットセレモニー』を行いました。続いて純白のウエディングドレスを纏った新婦が入場。お母様からベールダウンをしてもらい、最後の身支度を整え、新郎の元へ。

『ジャケットセレモニー』

ベールダウン

新婦入場

今回、挙式に参列したゲストには、事前に新郎新婦から三択クイズを出題。式の冒頭でその答えが発表されると、会場は大きな歓声に包まれました。入場してから、誓いの言葉、ブーケで隠した誓いのキス、風船に指輪をくくったリングリレー、指スタンプの結婚証明書、シャボン玉&フラワーシャワーでの退場まで、どの瞬間を切り取っても笑顔だった新郎新婦。その姿に引っ張られるように、学生たちの表情から緊張が消え、笑顔がこぼれていました。挙式後は、披露宴会場となる RYUKA DININGの前で、バルーンリリース。色とりどりのバルーンが真っ青な空に舞い上がりました。

続いて行われた披露宴では、おふたりの結婚までのエピソードを模したウエディングケーキが登場! このケーキは、学内で実施した『ウエディングケーキコンテスト』のグランプリに輝いた学生のデザインを元に、神戸市垂水区に本店がある洋菓子店レーブドゥシェフのパティシエの方に製作いただいたもの。これまでの思い出が忠実に再現されたケーキに、おふたりからは感動と喜びの声が。デザインした学生には、同店のオーナーシェフである佐野靖夫氏より記念品も贈呈されました。

その後、新婦とともにキャンパスウエディングに参加していた本学卒業生によるスピーチが行われました。感涙で言葉を詰まらせながら話す姿に、新婦も涙。会場が感動で包まれる場面もありました。そして披露宴も終盤を迎え、新郎からの謝辞を残すのみとなったとき、スクリーンに映し出された新郎新婦へのサプライズ動画! これは、学生たちが新婦のお姉さまにご協力いただき、この日出席することができなかったおふたりの友人からのメッセージをまとめたもの。予想外の贈りものに、その後の謝辞では感極まっていた新郎。周りから愛されるおふたりらしい温かい披露宴となりました。

この日はオープンキャンパスの実施日だったため、多くの高校生・保護者の方々にも祝福していただき、喜びの笑顔を見せていた新郎新婦。終始、会場を包んだ若いおふたりの笑顔と瑞々しい空気に、見守っていた人たちも自然と笑顔になる、そんな素敵な結婚式となりました。

「自分が結婚するときは、キャンパスウエディングで」。新婦のその思いに寄り添いながら、おふたりらしい和やかな結婚式を作り上げた学生たち。初めての試みに挑戦した今回のキャンパスウエディングは、大変なことも多かったと思います。それでも、新郎新婦にとって最高の結婚式にしたい、と懸命に取り組んできました。

ひとつの結婚式をつくり作り上げる大変さと責任。その一方で、自分たち自身で考えたことが目の前でカタチになっていく“やりがい”や“喜び”。そうして迎えた当日、自分たちの目に映った光景。そこから得た“幸福感”と“達成感”は、何物にも代え難い貴重な経験となったようです。

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