道前ゼミが、BRANCH神戸学園都市にて挙式・披露宴をプロデュース

道前ゼミが、BRANCH神戸学園都市にて挙式・披露宴をプロデュース

公開日:2024年12月9日

挙式・披露宴の様子

キャンパスウエディングに続き人間社会学部観光学科・道前美佐緒准教授のゼミが、BRANCH神戸学園都市にてバウ・リニューアルセレモニーと披露宴を行います。

『バウ・リニューアルセレモニー』とは、結婚している夫婦が改めて愛を誓いあうセレモニー。英語で『誓いの更新』を意味し、欧米ではポピュラーな儀式となっています。

これまでは、一般の新郎新婦に対して学内での結婚式を手掛けてきた道前ゼミの学生たちにとって、学外の施設にて挙式・披露宴をプロデュースするのは初の試み。今回は、2年生のゼミ生13名が、式の進行・演出案の作成、会場装飾をはじめ、当日の司会やヘアメイク、音響も担当し、挙式・披露宴の運営に臨みます。

10月13日(日):新郎新婦との打ち合わせ・ドレスフィッテイング

新婦ドレスフィッティングの様子

10月13日(日)に、新郎新婦が本学を訪れ、挙式や披露宴の演出についての打ち合わせとともに、ドレスとタキシードのフィッテイングを行いました。

新郎新婦と打合せをする学生たち

ゼミ生と新郎新婦の初顔合わせとなったこの日の打ち合わせ。ピリッとした緊張感のなか、代表の学生が挨拶を行った後、一人ずつ当日の担当と自己紹介を行いました。

その後は、ドレスとタキシードのフィッテイング。新婦は、ラックに並んだドレスのなかから気になるものをピックアップして試着。悩んだ末に、ウエディングドレスとカラードレスを決めると、それに合わせて小物も選んでいきました。次は新郎が数着用意したタキシードを試着し、おふたりで相談しながら、1着を決められていました。

挙式のタキシードを選ぶ新郎

打合せで談笑する様子

続いて、当日の進行、挙式と披露宴の具体的な演出についての打ち合わせへ。今回は、一般的な挙式と違い、『バウ・リニューアルセレモニー』。ゼミ生の提案に対し、おふたりからは「子どもたちも参加できるものを」との要望がありました。

この日の打ち合わせを踏まえ、より具体的に式の進行や演出案を考えていきます。本番は11月23日(土・祝)。おふたりはもちろん、ご家族4人が満足できる挙式・披露宴を、ゼミ生たちは全力でプロデュースしていきます。

11月23日(土・祝) バウ・リニューアルセレモニー&サンクスパーティー

バウ・リニューアルセレモニー&サンクスパーティー

10月の打ち合わせ以降も新郎新婦とやり取りを重ね、迎えた11月23日(土・祝)。BRANCH神戸学園都市にて、バウ・リニューアルセレモニーとサンクスパーティーを行いました。

早くから会場となるBRANCH神戸学園都市に集まったゼミ生たち。セレモニー会場の設営や装飾、新郎新婦到着後にはリハーサル、その後は新婦のヘアメイクやドレスの着付け、新郎のサポート、とスケジュールを確認しながら準備を進めていました。

セレモニー会場の設営

BRANCH神戸学園都市

新婦のヘアメイク

一方、パーティーチームも、店舗の営業が終わるや否や、音響機器を運び込んだり、テーブルのセッティングをしたり。3年生のゼミ生たちは日比谷花壇の方にアドバイスをもらいながら、テーブル装花を配置。限られた時間のなか、役割分担しながら、会場を作り上げていきました。

テーブルセッティング1

テーブルセッティング2

テーブルセッティング3

そして、16時30分。セレモニーがスタートすると、ステージ両サイドから新郎新婦が入場。続いて、お子さま2人がそれぞれブーケとブートニアを手に、バージンロードを歩いて新郎新婦の元へ。その微笑ましい姿に、会場には温かな拍手と笑顔が溢れました。家族4人で述べた『誓いの言葉』、新郎新婦がお子さまのほっぺにキスをする『ファミリーキス』。そして、受付で皆さまにイニシャルを記入してもらったハート形の木片で作った『ウエディングツリー』を、最後に家族4人で完成させました。

セレモニーがスタート

司会担当の学生

バージンロードを歩く子どもたち

家族4人

少しずつ陽が落ちていくなか行われたセレモニー。退場時のフラワーシャワーでは、夜でも光るよう花びらに蛍光スプレーを塗布するなど、ゼミ生たちの心遣いもみられました。

続いて行われたサンクスパーティーでは、神戸市垂水区に本店を構える洋菓子店レーブ・ドゥ・シェフのパティシエの方に製作いただいたウエディングケーキで、『ファミリー&サンクスバイト』。また、おふたりがお色直しで中座中には、ゼミ生たちが制作した『生い立ちムービー』も放映。ご家族4人の微笑ましい写真に、会場は優しい空気に包まれました。

司会

レーブ・ドゥ・シェフのウエディングケーキ

ファミリー&サンクスバイト

ゲストのみなさまは、受付時に新婦のドレスのカラー当てクイズに参加。それぞれ、5色から予想したライトを1つ選んでいました。衣装チェンジした新郎新婦が姿を現すと、あちこちから喜びや落胆の声が。見事、カラーを当てたゲストには、新郎新婦からプレゼントが贈られました。

ライト

学生1

学生2

サンクスパーティーの間、常に全体に気を配りながら、笑顔を絶やさず対応していたゼミ生たち。各テーブルの様子をチェックし、グラスが空きそうになるとオーダーを取りに行ったり、代わる代わるドリンクや料理をサーブしたり。そのスマートな対応は、とても頼もしかったです。そして、パーティーも終盤に差し掛かったとき、ゼミ生たちによる『フラッシュモブ』が。会場が一気に盛り上がり、新郎新婦も喜んでくれていました。

今回、「子どもたちも参加できるものを」との新郎新婦の思いを汲み取りながら、さまざまな演出を考えてきたゼミ生たち。まさに“家族4人”での記念すべき『バウ・リニューアルセレモニー&サンクスパーティー』になりました。

ウエディングパーティー1

ウエディングパーティー2

ウエディングパーティー3

ウエディングパーティー4

そして、ゲストを送り出した新郎新婦から、ゼミ生たちにサプライズが! お色直し後に新婦が持っていたブーケを「ゼミ生たちにプレゼントしたい」と、夜空のもとでブーケトスが行われ、運良くブーケを手にしたゼミ生には、さらにもうひとつのプレゼントも。サプライズはそれだけで終わらず、ゼミ生一人ひとりにお礼のギフトを手渡す新郎新婦。それぞれに向けて書かれたお子さま2人からのメッセージに、みな感動していました。

今回、セレモニー&サンクスパーティーをプロデュースしたのは、2年生のゼミ生13名。ゼミ活動がスタートしてわずか数カ月という状況のなか、学外施設での結婚式をプロデュースする、という初の試みに懸命に取り組んできました。だからこそ、最後の予想外のサプライズには、大きな喜びと感動を覚えたようです。

新郎新婦とゼミの学生たち

ご家族4人にとって思い出の1日となるよう、試行錯誤しながら取り組んだこの数カ月は、ゼミ生たちにとって貴重な経験と時間になりました。この経験を、今後も続くゼミ活動に生かし、自身の将来へとつなげていきます。

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