全国から高校生が集結。【第3回 高校生SDGsアクショングランプリ】で渾身のアイデアを披露!
公開日:2024年11月28日
11月9日(土)、【第3回 高校生 食のSDGs アクショングランプリ】の最終審査を実施。愛知県立安城農林高等学校がグランプリを受賞しました。
本グランプリは、本学創設者でありダイエー創業者である中内 㓛の遺志を、若い世代に受け継いでいくことを目的に2022年に創設。全国の高等学校・高等専門学校から32チームにエントリーいただき、厳選なる審査の結果、10チームがこの日の最終審査に臨みました。
清水信年学長による開会の挨拶の後、消費者庁長官・新井ゆたか氏をはじめとする審査委員5名を紹介。緊張のなか、今年度の最終審査がスタートしました。
まず、トップバッターとして登壇したのは、北海道静内農業高等学校『乳加工研究班B』。続いて、昨年度も最終審査に残った青森県立名久井農業高等学校『FLORA HUNTERS AQUA』、次は一気に南に地域を移し、佐賀県立高志館高等学校『食品クラブ』、山口県立下関西高等学校『家庭班』、長崎県立西彼農業高等学校『食品加工部』と、前半の5チームが提案発表を行いました。
北海道静内農業高等学校
長崎県立西彼農業高等学校
青森県立名久井農業高等学校
佐賀県立高志館高等学校
山口県立下関西高等学校
休憩をはさんではじまった後半も、北海道の高校から発表がスタート。北海道士幌高等学校『地域資源専攻班』、続いて愛知県立安城農林高等学校『園芸科 土壌研究研修班』、そして青森県立名久井農業高等学校の別チーム『環境研究班』、滋賀県立彦根東高等学校『GS社会科学班』と続き、北海道岩見沢農業高等学校『自然エネルギー専攻班』がトリを務めました。北海道・東北地方の高校が多かった今回。北海道の高校からはじまり、北海道の高校が全10チームの提案発表を締めくくる形となりました。
北海道士幌高等学校
青森県立名久井農業高等学校
愛知県立安城農林高等学校
滋賀県立彦根東高等学校
北海道岩見沢農業高等学校
今年度も、それぞれの学びを生かした創造性のある個性豊かなアイデアを披露した各チーム。プレゼンテーション後の質疑応答では、審査員からの厳しい指摘もありましたが、どのチームも真摯に、自分の言葉で回答。高校生とは思えない丁寧かつ堂々とした対応が印象的でした。
例年と同じく、ハイレベルな提案&プレゼンテーションとなった今年度。難航する審査を経て、『グランプリ』『準グランプリ』と『審査委員特別賞』が決定。緊張のなか待っていた高校生たちに、結果が伝えられました。
第3回のグランプリに輝いたのは、愛知県立安城農林高等学校『園芸科 土壌研究研修班』。自分たちの名前が呼ばれた瞬間、驚いた表情を見せながらも、喜びを爆発させていました。準グランプリは、青森県立名久井農業高等学校『環境研究班』が受賞。また今年度は、審査委員特別賞に3チームが選ばれました。
受賞チームには、審査委員長である清水学長より賞状と賞金を授与。審査委員からの講評では、高校生たちの健闘を称えるとともにさらなる向上を期待する声が聞かれました。
参加した高校生たちにとって、自分たちの日々の取り組みを発表するとともに、他校の生徒たちの取り組みや提案を聞くことができたことは、今後の活動において大きな意味のある貴重な経験になったようです。
最終審査に進出したのは10チームでしたが、日本全国から32チームのエントリーをいただき、今年度も若くしなやかな感性と個性豊かな提案に出会うことができました。今後も引き続き、高校生たちの素晴らしいアイデアに出会えることを楽しみにしています。
受賞チーム
グランプリ
園芸科施設野菜類型 + 土壌研究研修班
(安城農林高等学校 園芸科)
『もったいないを笑顔にミニトマト生産、販売における食品ロス低減への取り組み』
準グランプリ
環境研究班(青森県立名久井農業高等学校)
『新里湖物語 途上国の安全安心な食のために』
審査委員特別賞
- 乳加工研究班B(北海道静内農業高等学校)
- 食品加工部(長崎県立西彼農業高等学校)
- 地域資源専攻班(北海道士幌高等学校)