想定外の事態を乗り越え、ブライダルコースの学生たちが模擬人前結婚式を挙行

想定外の事態を乗り越え、ブライダルコースの学生たちが模擬人前結婚式を挙行

公開日:2025年1月9日

ブライダルコーディネーション論

『ブライダルコーディネーション論Ⅰ』を受講する学生たちが、12月25日(水)に神戸メリケンパークオリエンタルホテルにて、模擬人前結婚式を行いました。

観光学科のホテル・ブライダルコースには『ブライダルコーディネーション論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』という授業があります。ブライダルビジネスに興味があり、将来ブライダル業界で働きたい人に向け、Ⅰで基礎知識を学び模擬人前結婚式を実施、Ⅱで模擬結婚披露宴を創作・実践。Ⅲでは、国家資格へのチャレンジに向けて学びを深めていきます。

受講学生たちは4チームに分かれ、モデルカップルの個性に合わせたオリジナル人前式をプランニング。コンテスト形式で競い合った結果、選ばれたチームが、この日、模擬人前結婚式を挙行しました。学生約50名が、少しドレスアップして式に参列。ゲスト役を体験しました。

この模擬人前結婚式は、新郎新婦役やプランナーはもちろん、司会、ヘア&メイク、音響、受付など、チーム内で役割を分担し、準備から当日まで学生たち自身で創り上げていくもの。ところが今回、当日にプランナーをはじめとする主要メンバー3名が体調不良により欠席。突然のメンバー変更に、リハーサルでは混乱する場面も見られました。さらに、新婦役の学生も欠席となり、急遽代役を立てることに。想定外の出来事の連続に混乱しながらも、それぞれが欠席者の穴を埋めながら懸命に取り組んでいました。

そうして迎えた本番。粛々と式が進行するなか、指輪の交換では新郎の指に指輪がはまらず、会場から笑い声が上がる場面も。想定外の事態も見事に乗り越え、素敵な模擬人前結婚式となりました。

これまで授業を通して学んできた知識を生かし創り上げた模擬人前結婚式。自分たちのプランニングが形になる喜びとともに、座学だけではわからない気づきも。また今回は、急遽の変更を余儀なくされるなど、突発的な出来事への対応を学ぶこともできました。一方、ゲスト役として参加した学生たちにとっても、“ゲスト”だからこそ客観的な視点で感じられたこと、見えたことがたくさんあったようです。

年明け1月8日(水)に行われた本授業最後の講義では、この模擬人前結婚式とそれまでの過程について振り返りを実施。各チームに起こったさまざまなアクシデントやインシデントに対し、どのようにすれば未然に防ぐことができるのか。また、万全の備えをしても起こってしまった場合、どのように対処するのか。講義とディスカッションを行いました。失敗から学び糧とすることができるのが、こうした実習の意義になります。

本授業は、ホスピタリティをベースに人間力を高めることができるため、ブライダル業界だけでなく、さまざまな仕事に役立つ内容となっています。

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