後藤ゼミの学生たちが『千里マルシェ』で、昨年開発した商品の試食・販売を実施

後藤ゼミの学生たちが『千里マルシェ』で、昨年開発した商品の試食・販売を実施

公開日:2025年1月30日

商学部マーケティング学科・後藤こず恵准教授のゼミでは、2023年度より本学卒業生が3代目を務めるシンコー食産株式会社との『新商品開発プロジェクト』に取り組んでいます。

ゼミ生たちは、約半年をかけて2つの商品を開発。ひとつは、ポップコーン製造時に出る未利用部位に着目した進化系お菓子『きゃらふれ』。もうひとつは、揚げたパスタをバター醤油風味に味付けした『サクッとパスタ』。おつまみとしても食べられる商品です。

今年度は、この2商品の販売促進活動に取り組んでいるゼミ生たち。

その一環として、さまざまな場所での試食・販売に挑戦しています。1月18日(土)には、大阪の千里阪急地階 食料品売場にて毎月第3土曜日に開催されている『千里マルシェ』にブースを出店しました。

オープンまであまり時間がないなか、準備に奔走していたゼミ生たち。百貨店のバイヤーの方から、効率的な準備の仕方、より効果的な商品の陳列やチラシの配置、などについてアドバイスを受ける場面も見られました。

そして店舗がオープンすると、店内へ向かわれるお客さまに笑顔で声をかけていくゼミ生。当初は、なかなか立ち止まってくれる方がおらず、苦戦しているようでした。その様子を見ていた百貨店の方が、ゼミ生に立ち位置をアドバイス。すると、それを機に少しずつ立ち寄ってくれるお客さまが増えていきました。

また、店内での試食販売も、ブース同様に苦戦。お買い物中とあって、なかなか立ち止まってもらえないようでした。それでも、これまでの経験を生かし、積極的に声をかけ、試食、PR、販売へとつなげていくゼミ生たち。その姿はとても逞しかったです。

試食いただいた方には、2つの商品のどちらが好みだったかについてアンケートも実施。自分たちが開発した商品への率直な感想や意見を聞くことができました。ゼミ生たちにとってこの試食・販売は、販促活動における学びが得られるとともに、人間的な成長にもつながる貴重な経験となっています。

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