山口ゼミが、女子プロバレーボールチームの課題解決に向けた企画を立案&実践&検証

山口ゼミが、女子プロバレーボールチームの課題解決に向けた企画を立案&実践&検証

公開日:2025年1月30日

スポーツビジネスコンテスト

人間社会学部人間健康学科・山口志郎教授のゼミでは、昨年度より【ヴィクトリーナ姫路×大学コンソーシアムひょうご神戸「スポーツビジネスコンテスト」】に取り組んでいます。

本コンテストは、女子プロバレーボールチーム“ヴィクトリーナ姫路”をフィールドに、事業課題の解決策を企画。さらに、それを実践・効果検証することを通じて真のスポーツビジネスを学ぶものです。

同ゼミでは、今年度も引き続き2チームが参加。昨年9月に、ヴィクトリーナ姫路より発表された事業課題・社会課題テーマに基づき、解決策の企画立案および実践・効果検証に取り組んできました。

1月11日(土)・12日(日) 企画実践

企画実践

昨年11月に行われた、ヴィクトリーナ姫路への企画プレゼンテーション会での指摘やアドバイスを整理し、企画を修正。1月11日(土)・12日(日)にホームゲームでの企画実践に臨みました。

2チームは、“集客”と“地域課題”をテーマに企画を立案。集客チームは、肌年齢測定&選手を知ってもらうクイズなどのイベント企画を実施。20 代~30 代の女性をターゲットに、肌年齢を測定して試供品(KOSEの商品)をプレゼントすることで女性客増を目指しました。

ブースの準備

ヴィクトリーナ姫路ホームゲームにて

また、地域課題チームは、姫路駅前のみゆき通り商店街での『商店街宝探し』を企画・実践。それぞれの効果を検証しました。

企画を考えるだけでなく、自分たちで実践・運営することで、座学だけでは得られない学びや経験を得ることができたゼミ生たち。この日の企画実践により、集客や地域課題の解決にどれくらい効果があったのかを検証し、1月18日(土)の実践報告会に臨みます。

1月18日(土) 実践報告会

スポーツビジネスコンテスト実践報告会

企画実践から1週間後の1月18日(土)に実施された実践報告会。ゼミ生たちは約4カ月間の取り組みの結果を発表しました。

女性の集客という課題に着目し、女性が興味がある美容をテーマに、ヴィクトリーナ姫路のスポンサーであるKOSEに協力を依頼してイベントを企画。女性の集客増を目指してきた『集客』チーム。企画の目的から当日の状況、振り返りや改善策について発表しました。

プレゼンするゼミ生

プレゼンするゼミ生

一方、みゆき通り商店街の課題解決のために、『商店街宝探し』を企画した『地域課題』チームも、目的やターゲット、企画実施までの過程と結果を発表。「企画と商店街の連携が新規顧客を獲得する成果につながった」とまとめました。

大学混成チームの流科大生

また、人間社会学部観光学科3年の尾崎葵さんが、『大学混成チーム』の一員として参加。アプリの登録者数増加に取り組み、『オリジナルグッズ抽選会』と『モザイクアート』を企画・実践。事前準備から当日の流れ、実践結果および新たな提案を発表しました。

本学を含む8チームの発表後は、『新規性』『効果性』『継続生』『プレゼンテーション』の各項目にて審査が行われ、最優秀賞・優秀賞・ナガセケムテックス賞各1組が決定。残念ながら、山口ゼミの2チームは受賞には至りませんでしたが、尾崎さんの『大学混成チーム』が、優秀賞を受賞。参加した学生たちにとって、企画の提案だけでなく実践することで、“スポーツビジネス”を肌で感じることができた貴重な経験となりました。

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