2大学合同プロジェクト! 前川ゼミがセキスイ畳『MIGUSA』の新製品開発に挑戦
公開日:2025年3月7日

働くための能力を大学生活でどのように身につけ伸ばしていくか”を、実践と経験から考察する人間社会学部人間健康学科・前川明准教授のゼミ。
2025年度は、積水成型工業株式会社との共創プログラムに取り組みます。これは、本学卒業生である谷川雄亮氏(2002年卒業/同社・機能成型品事業部事業企画担当部長)からの連携依頼によってスタートしたもの。また今回は、武庫川女子大学経営学部経営学科・井口徹郎教授のゼミとの合同プロジェクト。お互いに良い影響を与え合いながら、セキスイ独自の畳表『MIGUSA』の素材を使用した新商品・新サービスを考えていきます。
2月20日(木) キックオフミーティング

前川ゼミに所属する学生9名と武庫川女子大学・井口ゼミの学生15名は、2月20日(木)に大阪市内の本社を訪問。キックオフミーティングを行いました。
冒頭、谷川氏より本プロジェクトおよび課題について説明。今回、ゼミ生たちは学生ならではの視点で『「MIGUSA」の素材を使用した製品・サービスの開発』に取り組みます。学生たちに「柔軟な発想で自由に新製品・新サービスを生み出してもらいたい」と伝えた谷川氏。中間発表までの目安としては「テーマ内容に関して5W1Hで組み立てをお願いしたい」と話しました。

続いては、社内にあるショールームへ。展示されている『MIGUSA』を使ったさまざまな製品を見て回りました。興味深そうに触ってみたり、谷川氏やこの日同席されていた同社社員の方々に積極的に質問をしたり。社員の方々の丁寧な説明に、みな熱心に耳を傾けていました。


見学後は、2大学の学生をシャッフルしてグループ分け。各グループで、自己紹介とカードを使ったアイスブレイク、グループワークを行いました。見学を経て、新たにどういった製品が作れそうか、またどういう製品やサービスがあるとおもしろいか。各々が考えたアイデアを出し合いました。その後、各グループごとに出たアイデアを発表。限られた時間だったにも関わらず、予想以上にたくさんのアイデアが出たことに、同社の皆さんも驚かれていました。


そして最後に、中間発表までに期待することを学生たちに伝えた谷川氏。「この数十分でこれだけのアイデアが出るとは思わなかったので、次の中間発表でも柔軟な発想かつより実現性の高い企画を楽しみにしています」と話しました。
ここからは、各大学のゼミで企画を検討していき、6月21日(土)に中間発表を行います。