全国57チームの頂点へ挑戦! 山川ゼミが準グランプリ・優秀賞をダブル受賞
公開日:2026年7月17日

山川ゼミの学生が海外旅行企画コンテストに挑戦 2チームが最終審査へ
人間社会学部観光学科・山川拓也准教授のゼミに所属する学生たちが、「第17回 関西空港・神戸空港発『学生と旅行会社でつくる』海外旅行企画コンテスト」に参加し、2チームが最終審査に進出することとなりました。
同コンテストは、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)関西支部と関西エアポートが共催する、学生を対象とした海外旅行企画コンテストです。若者らしい斬新な発想と、旅行商品としての実現可能性を兼ね備えた企画が募集され、一次審査を通過したチームは、最終審査でプレゼンテーションを行います。山川ゼミでは毎年このコンテストに挑戦しており、これまでにも最終審査への進出や受賞実績を重ねてきました。
半年間かけて磨き上げた2つの海外旅行企画
今回、最終審査に進出したのは、中国チームとシンガポールチームの2チーム。中国チームは「『私を整える』中医学ウェルネスツアー in 成都6日間」、シンガポールチームは「母と息子で一緒に!美味しい異文化体験」をテーマに、それぞれ海外旅行企画を作成しました。


学生たちは昨年12月頃から準備を開始。訪問先の魅力や旅行者のニーズ、行程、費用、体験内容などについて調査を重ねながら、企画の方向性を検討してきました。プレゼン資料の作成にあたっては、何度も内容を見直し、旅行としての楽しさだけでなく、参加者にどのような体験や価値を届けられるかを考えながら、企画を磨き上げてきました。
中国チームでは、メンバーの出身地や中医学に関する身近な経験をもとに、観光と健康・ウェルネスを組み合わせた企画を検討。出身国の異なるメンバーで意見を出し合いながら、中国・成都の魅力をどのように伝えるかを考えてきました。シンガポールチームでは、メンバー自身が日頃から母親と出かける機会が多く、良好な関係を築いているという実体験に着目。また、一般的にも母と息子で仲の良い親子が多いという調査結果を踏まえ、「母と息子の旅行」をテーマに設定しました。
最終審査に向け、プレゼンテーションをさらに磨く
最終審査には、合計8チームが進出予定です。山川ゼミの学生たちは、6月20日(土)に行われる最終審査に向け、これから本格的なプレゼンテーション練習に取り組んでいきます。完成させた企画の魅力を限られた時間の中でしっかりと伝えられるよう、話し方や構成、チーム内での役割分担などを確認しながら、本番に向けた準備を進めていきます。
半年間かけて作り上げてきた企画を、自分たちの言葉でどのように伝えるか。学生たちは最終審査という大きな舞台に向け、さらに磨きをかけていきます。

6月20日(土)、大阪・グランフロント大阪 ナレッジキャピタルで開催された、「第17回 関西空港・神戸空港発『学生と旅行会社でつくる』海外旅行企画コンテスト」最終審査会で、山川ゼミ2チームが、準グランプリと優秀賞を受賞しました。
本コンテストは、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)関西支部と関西エアポートが共催し、毎年若者らしい斬新な発想と、旅行商品としての実現可能性を兼ね備えた企画が募集されています。一次審査を通過したチームには、最終審査会に向けて旅行代理店がアサインされ、産学連携で企画を練り上げていくのが特徴的な本コンテスト。山川ゼミでは毎年このコンテストに挑戦しており、これまでにも最終審査への進出や受賞実績を重ねてきました。
半年間かけて磨き上げた2つの海外旅行企画
全国57チームの応募のなかから、8チームが最終審査へ進出しました。山川ゼミからは2チームがファイナリストに選出され、それぞれ独自の視点を生かした旅行企画を提案。見事入賞を果たしました。
準グランプリ:「『私を整える』中医学ウェルネスツアー in 成都6日間~未来へのウェルネス投資~」
優秀賞:「母と息子で一緒に! 美味しい異文化体験~シンガポールで親子の『思い出の一品』を~」
山川ゼミとしては、通算5度目の準グランプリ、4度目の優秀賞受賞となります。
勝敗を左右した10分間。堂々のプレゼンテーションを披露
事前の書類審査では、課題設定や企画内容、商品化の可能性などが評価。最終審査は、プレゼンテーションのみが審査対象となります。審査開始前には、「書類審査では僅差」と伝えられていたこともあり、会場には緊張感が漂っていました。


しかし、本番では両チームとも落ち着いたプレゼンテーションを披露。市場データやターゲット分析を丁寧に示したうえで、「旅マエ・旅ナカ・旅アト」を一つの体験として設計した旅行プランを提案しました。旅そのものだけでなく、「旅マエ・旅アトの行動までデザインする」という視点は、審査員からも高い評価を受けました。
結果以上に大きな学びと成長の機会に
プレゼンテーションを終えた学生たちからは、「緊張した」という安堵の声も聞かれました。特に準グランプリを受賞したチームは、留学生のみ3人で構成されたチーム。約10分間にわたる日本語でのプレゼンテーションという大きな挑戦にも、最後まで笑顔で臨み、自分たちの企画内容とそれに込めた想いを堂々と、力強い言葉で伝え切りました。
また、優秀賞を受賞したチームも、日本人学生と留学生による混成チーム。異なる文化や価値観を持つ学生同士がひとつの企画をつくり上げる経験は、企画力だけでなく、多文化理解やコミュニケーション力を養う貴重な学びとなったようです。

他大学の学生たちによる多彩な提案に触れられたことも刺激となり、結果以上に大きな成長を実感できる機会となりました。
「順位以上に、多文化共創という学びが大きな収穫」ー山川拓也准教授
準グランプリと優秀賞のダブル受賞という結果は本当にうれしく思います。一方で、グランプリを逃した悔しさもあります。
このコンテストは、ファイナリスト8チームに実際の旅行会社が割り当てられ、両者の協働でより良い企画に練り上げていくという、PBLやインターンシップ的な要素を含んだ取り組みです。今回は、九州国際大学・関西外国語専門学校・和歌山大学・流通科学大学(山川ゼミ2チーム)・立命館大学・中央大学・奈良県立大学の8チームが最終審査会のプレゼンテーションで凌ぎを削りました。


↑最終審査会に向けて旅行代理店各社と企画内容の練度を高めてきた学生たち
両チームともに、ツアー内容の練度だけでなく、旅マエ・旅アトまで考慮されており、観光マーケティングの基本セオリーをしっかり押さえられていたと思います。
特に、準グランプリを受賞したチームは、メンバーの3人がすべて留学生(中国・ベトナム・ミャンマー)でした。審査員や聴衆を前に10分間の日本語プレゼンをやり切ることは、相当なプレッシャーとストレスだったかと思いますが、日本での就職・進学を目指す彼女・彼らはそれを乗り越えて立派にやり切ってくれました。
また、もう1チームも日本人2名+留学生1名の混成チームでしたが、先のオール留学生のチーム同様に、チーム内外を問わない多文化共創にしっかりと取り組んでもらえました。その点において、それぞれが本当に大きな収穫を得られたのではないかと思います。コンテストの順位よりも、そのことを一番うれしく思っています。
審査員からも高評価。「旅のその先」を見据えた企画に注目
準グランプリを受賞した中国・成都ツアーについて、審査員は、「パンダではなく『身体』に着目した視点が新鮮でした。旅行後を新たなスタートと位置付けた発想が非常に印象的でした」と講評。また、優秀賞を受賞したシンガポールツアーについても、「母と息子という組み合わせが斬新で、旅行後にアルバムを共有するアイデアも心に残りました」と評価されました。











