辻本 乃理子ゼミ(地域居住学)
最終更新日:2025年5月7日
公開日:2025年5月7日
ゼミの活動内容について
人が地域で「住む」をテーマに、地域空間のあり方と地域での暮らし・生活について考察しています。地域には、さまざま年齢や家族形態の人々が生活しています。そして都市部と郊外、農山漁村など様々な地域空間が存在します。このゼミでは地域における人々の暮らし・生活をさまざまな角度から「住む」ことを考えていきます。また、住宅内での生活から地域コミュニティでの生活、まちづくりまで幅広く扱います。住み慣れた地域や空間で生活するためには何が問題となっているのか、また何が必要なのか、健康で快適に生活するための方法について、学生の皆さんと共に追求し、学生のみなさんもそれぞれが自らの研究テーマを見つけて学んでいます。
ゼミでは、各自の興味のあるテーマについての発表とその発表テーマについての議論の他に学外活動としてフィールドワークを実施しています。また、I-1グランプリなどの社会連携・社会共創活動、地域活性化活動にも積極的に参加しています。2023年度より兵庫県姫路市家島での空き家改修活動や地域の人々と交流し地域の魅力を発信する活動にも力を入れています。
本学HP「家島活性化プロジェクト」個人発表、フィールドワーク、社会共創活動、地域活性化活動などのゼミ活動を通じて①根拠にもとづき説得力のある文章を作成する②地域の抱える問題を発見し、解決方法を探る③調査分析の方法を身につける④プレゼンテーション能力の向上⑤コミュニケーション能力の向上、に取り組んでいます。
過去の卒論テーマの例
- 大学生のスターバックス利用に関する研究 ~学生が好む空間~
- 大学卒業後のダンス継続に関する研究
- 大学生の食生活と食品添加物・無添加の興味・関心に関する研究
- 小豆島町における空き家問題に関する研究
- 介護制度の視点から見た孤独死への予防の可能性-中国の社区サービス-
- 虚弱高齢者の生活維持に対する支援に関する研究
- 日本においてスケートボードのストリート文化が受け入れられるためには
- 小豆島の空き家の活用による地域コミュニティづくりに関する研究
ゼミ活動で大切にしていること
ゼミでは個人の能力や可能性を高めるだけでなく、仲間から学び、共に学び成長することも重要だと考えておいます。また教員とゼミ生、そしてゼミ生同士が信頼しあう関係でありたいと思っています。そのため以下のことを大切にしています。
- 「ほうれんそう」報告・相談・連絡をすること
- 教員や仲間と積極的にコミュニケーションをとる(情報共有)
- 自分の強みを見つけ、それを伸ばす
- 自分の意見を相手にどのような方法を使えばうまく伝わるかを考え、行動する
- 他人の学びを自分の学びにする(他の人から自分は何を学ぶことができるかを考える)
卒業生の主な進路 ※順不同
- イオンリテール株式会社
- 佐竹株式会社
- 株式会社コスモス
- 株式会社あさひ
- 株式会社ドウシシャ
- 株式会社オンテックス
- ラルフローレン合同会社
- 日新信用金庫
- 株式会社共進牧場
- 島根県警察本部
その他(受賞歴)
- 2015年「Ryuka Dining 2Fリニューアルコンテスト」最優秀賞受賞⇒学生提案が実現化
- 2017年度神戸学生イノベーターグランプリ(I-1グランプリ)⇒1チーム「企画賞」受賞
- 2018年第5回既存施設リニューアルコンテスト
最優秀賞、優秀賞、3位受賞(参加全チーム入賞) ⇒学生提案が実現化 - 2019年「兵庫県印刷工業組合・ファミリアとの産学連携プロジェクト」「印刷業界賞」受賞(本学HP)
- 2022年「洲本市×流通科学大学 域学連携事業」最終研究発表会「最優秀賞」受賞(本学HP)
- 2016年度、2018年度、2019年度、2022年度「飛翔」受賞 (2016年度、2018年度表彰者代表)
- 2017年度「友朋会賞」1名受賞
- 2019年度「流通科学大賞」1名受賞