地域人材育成プログラムがスタート。今年は初めての取り組みに挑戦!
公開日:2020年10月22日
2016年からはじまり、今年度で5回目となる『地域人材育成プログラム』が、10月13日(火)にスタート。1年生から4年生まで7名の学生が参加しました。
自ら地域の魅力を発見・創生・発信できる力を身につけることを目指す本プログラム。神戸を中心に活躍するミュージシャン‟にこいち”のドキュメンタリー・ビデオの制作にはじまり、メリケンパークで開催された『めざせ!世界一のクリスマスツリー』、Instagramでの神戸の魅力発信、そして昨年度はアクションカメラ『GoPro』を使った神戸の魅力発見・発信に取り組んできました。
今回は、昨年度に引き続きGoProを使い、第5回目で初となる、夕景~夜にかけての神戸の魅力の動画制作に挑戦します。
初回の講義となったこの日は、昨年度制作された動画を全員で視聴。その後、神戸の夕景~夜の魅力的なスポットについて話し合いました。
今回のメンバーの半数は、初参加となる1年生。GoProを触るのも初めてということで、まずは操作に慣れるため、2グループに分かれてキャンパス内を試し撮り。実際に撮影した画像を見ながら、 GoProの特性を生かした撮影方法や場所についてディスカッションを行いました。
本プログラムの講師は、ジャパン・フィルムコミッション顧問の田中まこ特別教授。テレビやラジオの番組制作やラジオDJ、またテレビの音楽番組で15年以上にわたり来日アーティストの通訳を務めた後、『神戸フィルムオフィス』の代表兼フィルムコミッショナーとして、映画などの映像プロジェクトを神戸に誘致する活動に尽力。神戸という街の魅力をさまざまな角度から見てこられています。
田中特別教授は、「神戸の大学にいる間に、自分たちの目や耳や感覚で神戸の魅力を感じて、それを発信できる人材になってほしい。その思いでずっとこのプログラムをやってきました。今回は、今まで一度も挑戦したことがない、神戸の夕景から夜にかけての美しい景色を学生の目線でカメラに収め、それぞれの感性で動画にして発信していくということに挑戦したいと思っています。それぞれの個性でどんな作品ができるのか、今から楽しみです」と、学生ならではの視点に期待を寄せます。
いよいよ、来月から撮影がスタート。
ぜひ、初めての挑戦を通して、新しい神戸の魅力を発掘してほしいと思います。