恒例となった 『異文化交流授業』。高校生が留学生の母国事情について斬り込む!

恒例となった 『異文化交流授業』。高校生が留学生の母国事情について斬り込む!

公開日:2021年10月19日

異文化交流

10月6日(水)、国際交流スペース・World Hallにて、本学の留学生と兵庫県立須磨友が丘高校の生徒が、『異文化交流授業』を行いました。

須磨友が丘高校では、2年次・3年次の選択科目に『異文化理解』の授業があり、中東・東南アジアの文化について学んでいます。それに伴い、中東・東南アジア出身の留学生との交流を希望された同校からの要請を受け、2019年5月に第1回目の交流授業が実現。同年10月には、『より幅広い国籍の留学生との交流』を目的に、第2回目を行いました。

昨年度はコロナ禍ではありましたが、高校生たちにとってこの異文化交流授業が多様な考え方や価値観に親しむ貴重な経験となっているため、実施を決断。今年度も昨年同様、感染予防対策を講じたうえで、第4回目となる交流授業を行いました。

留学生

高校生

この日参加したのは、9カ国11名の留学生と高校生23名(3年生:12名、2年生:11名)。留学生は、自身の出身国の紙が貼られたテーブルで待機。そこに1~3名の高校生が座り、全11グループに分かれてディスカッションを行いました。

今回は、国ごとにディスカッションテーマを設定。たとえば、イタリアなら『服装』、カンボジアなら『恋愛・結婚事情』、モンゴルなら『マナー』、韓国なら『高校生の放課後』など。高校生たちは、留学生の話に真剣に耳を傾けたり、質問をしたり。

交流イベント

ディスカッション

自分たちとは違う慣習や文化に驚く一方、共感できる情報や価値観に盛り上がる場面も。最後は、ディスカッションした内容を各グループで模造紙にまとめ、全員の前で発表しました。

また、授業の後は大学生引率のもとキャンパスツアーへ。講義棟やメディアセンター、レストランなど、学内のさまざまな施設を見学し、大学の雰囲気を味わいました。

キャンパスツアー

全員が時間を忘れ、楽しんだ交流授業。テーマは違えど、日本で学ぶ留学生とのディスカッションを通してそれぞれの文化や価値観への理解をより深めることができた高校生たち。一方の留学生たちにとっても、コロナ禍で学内での交流イベントも思うように実施できない状況が続いており、貴重な機会となりました。

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