今年もチャレンジ! 長坂ゼミの学生が神戸・平野商店街でカフェ経営

今年もチャレンジ! 長坂ゼミの学生が神戸・平野商店街でカフェ経営

公開日:2023年3月15日

平野商店街でカフェ経営

3月4日(土)、商学部マーケティング学科・長坂泰之准教授のゼミの所属する学生たちが、神戸・平野商店街で1日限定のカフェ営業を行いました。

長坂ゼミでは、昨年、空き家の活用事業に携わる本学卒業生・光山和弥さん(2018年3月商学部卒業)からの打診を受け、光山さんが運営する【シェアカフェ KIKKAKE PLACE】にて3年生たちが飲食店経営に初挑戦しました。今年は、2年生が『人件費を含めた黒字化』を目指して再チャレンジ。3チームに分かれて準備に取り組んできました。

3月4日(土)【りゅうかごはん】

カフェ営業

そして3月4日(土)、1チーム目がカフェ営業に臨みました。この日、学生たちは、カラフルな三食丼と大学芋、スイートポテトなどを提供しました。

10時にオープンした直後は、道行く人に声をかけても素通りされてしまう場面も。それでも萎えることなく、少し離れたバス停でバスを待っている人、信号待ちをしている人などにも、積極的に声をかけていく女子学生2名。そうしているうちに、一人、また一人、と足を止め、大学芋やスイートポテトを購入してくれるように。
結果、最初に用意していた20個の大学芋は、オープン1時間ほどで完売(その後まもなく、スイートポテトも完売)。急いで、追加した大学芋もすぐに完売、と大人気となりました。

ゼミ活動

ゼミ活動に励む学生

一方、キッチンを担当していたのは、男子学生3名。店内提供とテイクアウト分を同時進行で調理する場面もあり、終始、真剣な表情で、黙々と調理に勤しんでいました。お客さまのなかには、学生たちと同じようにシェアカフェに出店されているという年配の女性も。

経営・販売の難しさを知っているからこそ学生たちを応援したい、と知人を誘って食べにきてくれました。お客さまたちの温かい思いを受け、カウンター越しに会話を楽しみながら、おもてなしをしていた学生たち。営業中はあちこちに笑顔が溢れていました。

三食丼

飲食店経営

3月5日(日)【GOOD SMELL】

カフェ営業体験

翌3月5日(日)には、『バターチキンカレー・スコーン・ラッシー』を提供する2チーム目が、カフェ営業に挑戦しました。

当初は、『カレー・サラダ・ラッシー』セット(1300円)とスコーン・ラッシー(各単品)のみのメニュー設定でしたが、当日になると不安が。急遽、『カレー』単品(1000円)もメニューに追加することになりました。

ランチメニュー

他の2チームは4~5名なのに対し、途中で1名が病気により離脱したことで3名となった同チーム。少し不安な気持ちで当日を迎えました。すると、オープン直前に想定外のアクシデントがあり、開店時間が少し遅れてしまうハプニングも。学生たちは、湧き上がる不安を払拭するため、それぞれの役割に全力投球で取り組んでいました。

経営

ゼミ活動に参加

そんな学生たちの姿勢もあり、スコーンは午前中にほぼ完売。追加で製造するほど大人気に。一方のカレーも、午前中はテイクアウト、午後からは店内のお客さまが増え、順調に売り上げを伸ばしていきました。終わってみれば、目標であった『人件費を含めた黒字化』を達成。さまざまな危機が、学生たちの“やる気”に火をつけたようです。

次回は、3月18日(土)。

最後となる3チーム目が、同じ時間・場所でカフェ営業に臨みます。

昨年の取り組みの様子

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