山口ゼミの学生が、プロスポーツの事業課題解決に向け立案した企画を実践&検証!

山口ゼミの学生が、プロスポーツの事業課題解決に向け立案した企画を実践&検証!

公開日:2024年1月26日

企画プレゼン大会

人間社会学部人間健康学科・山口志郎准教授のゼミでは、今夏よりプロスポーツの課題解決に取り組んでいます。

山口ゼミが取り組んでいるのは、【ヴィクトリーナ姫路×大学コンソーシアムひょうご神戸「スポーツビジネスコンテスト2023」】。女子プロバレーボールチーム“ヴィクトリーナ姫路”をフィールドに、事業課題の解決策を企画。さらに、それを実践・効果検証することを通じて真のスポーツビジネスを学ぶものです。

10月7日(土) 企画プレゼン大会

今年度の本コンテストがスタートしたのは、8月5日(土)に開催されたオリエンテーション。山口ゼミ2チームを含む全8チームが、ヴィクトリーナ姫路より発表された事業課題(=テーマ)に基づき、解決策の企画立案に取り組んできました。そして10月7日(土)には、『企画プレゼン大会』が行われ、各チームが考えてきた施策を発表。ヴィクトリーナ姫路および審査員から、企画の実践に向けての指摘やアドバイスを受けました。

プレゼンの様子

プレゼンするゼミ生たち

山口ゼミの2チームは「イベント企画」と「プロモーション戦略」について提案。改善点などについて指摘・アドバイスをいただくとともに、「ぜひ協力して進めていきましょう」と前向きなコメントもいただきました。

ゼミ生たちは、今回のフィードバックをもとに、ここから企画を修正していきます。そして、12月23日(土)・24日(日)に行われるヴィクトリーナ姫路のホームゲームで実践・運営。その結果を、来年1月14日(日)の結果発表会で報告します。

12月23日(土)・24日(日) 企画実践

チラシを配る学生

企画プレゼン大会で受けた指摘やアドバイスを整理し、企画の修正に励んできたゼミ生たち。そして迎えた12月23日(土)・24日(日)、企画の実践に挑みました。

山口ゼミの2チームの企画テーマは、“集客”と“プロモーション”。集客チームは、バレーボールを使ったストラックアウトやクイズなどのイベント企画を実施。一方プロモーションチームは、LINEの「ショップカード」を活用したLINE登録者数増加施策を企画・実践しました。

来場者と交流する学生①

来場者と交流する学生②

来場者と交流する学生③

来場者と交流する学生④

子どもから大人まで多くの方々が訪れたイベント企画。ストラックアウトを楽しむ来場者と笑顔で交流するゼミ生の姿が見られました。一方で、プロモーションチームも、来場者にチラシを配ったり、ボードを手に行き交う人に声をかけたり。積極的に交流を図りながら、 LINEの登録を促しました。それぞれが考えた企画を実践・運営するなかで、座学だけでは感じられない学びを得ることができたゼミ生たち。その顔には充実感が滲んでいました。

LINE登録を勧める学生①

LINE登録を勧める学生②

ここからは、自分たちの企画が実際に集客やプロモーションにどれだけ効果があったのか、を検証。その結果を、1月の実践報告会で発表します。

1月14日(日) 実践報告会

実践報告会

企画の実践から3週間後の1月14日(日)。『実践報告会』が行われ、ゼミ生たちは約5カ月間にわたる取り組みの結果を発表しました。

ファミリー層をターゲットに、家族全員で楽しめるアクティブイベントの実施を通して集客増を目指してきた「集客」チーム。企画および当日の来場者の目的、イベントに興味を持ち来場してくれた可能性、今後の課題などについて発表しました。

結果の発表①

また、LINEの登録者増を目指してきた「プロモーション」チームも、企画内容や流れ、効果測定の結果を発表。企画の実践を経て、「ショップカードを活用し、LINEの新規登録者を獲得することは可能」と考察しました。

結果の発表②

結果の発表③

本学を含む全8チームの発表後には、「新規性」「効果性」「継続性」「プレゼンテーション」の各項目にて審査が行われ、最優秀賞・優秀賞・ナガセケムテックス賞各1組が決定。残念ながら、山口ゼミの2チームは受賞には至りませんでしたが、“スポーツビジネス”を学ぶ学生たちにとっては、学びの多い貴重な経験となりました。

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