20回目を迎えた『学生チャレンジプロジェクト』も、多種多様な提案が勢揃い!
公開日:2024年1月22日
12月23日(土)に、【2023年度学生チャレンジプロジェクト(通称:チャレプロ)】の最終プレゼンテーションを実施しました。
今年で20回目となる【チャレプロ】は、学生が主体的にキャンパス内の課題を考え、実社会で即戦力となる力を身につけることを目的に開催している学内コンテスト。『大学をより良くするための改善策』や『学生生活をより充実させるための提案』を行い、特に優秀と判断された提案は、大学のバックアップのもと、実現に向けての取り組みを行っていきます。
2023年度のテーマ
- 自由テーマ
- 地域連携・地域貢献(神戸市西区および近隣地域)
- 国際交流
- クラブ・サークル活動の活性化
- マナー向上の啓発活動、防犯の取り組み
10月の一次(書類)審査、11月に開催したりゅうか祭(学園祭)での展示による二次審査を経て、この日の最終プレゼンテーションに進んだのは全8チーム。8名の審査員を前に、取り組みの集大成となる『大学活性化策』を発表しました。今年度は、学生自身の実体験によるリアルな提案が多く、どのチームの発表も素晴らしかったです。
各チームのプレゼン後に行われた質疑応答では、審査員から素朴な疑問や斬り込んだ鋭い指摘など、さまざまな質問が。明確に回答できることもあれば、ときに言葉に詰まってしまう場面もありましたが、自分たちの思いをしっかり伝えていた学生たち。より実現性の高い提案にするためのアドバイスを受ける場面もありました。
全8チームのプレゼン終了後に行われた審議を経て、最優秀賞・優秀賞・学生委員会賞各1チーム、学園祭展示賞2チームが選出されました。
記念すべき第20回の最優秀賞は、「ベトナム人留学生向け 履修登録ガイドづくり」を提案した“チームBAMBA”。優秀賞は、「サークル結成補助団体設立」を提案した“クリエイティブ”が受賞しました。また、学生委員会賞に学生ファースト、学園祭展示賞(りゅうか祭での展示による投票1位)に食堂活性化団体とクリエイティブが選出。各チームの代表者に、藤井啓吾学長より表彰状と副賞が授与されました。
現状をより良くするための方法や解決すべき課題・改善策を、自発的に考え、提案していく。これは、社会に出て仕事をしていくうえで必要な能力です。本学では、【学生チャレンジプロジェクト】をはじめ、さまざまなプログラムやプロジェクトを通して、こうした力を培っていきます。
最優秀賞チーム:代表学生のコメント
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提案を考えていくうえで気をつけたことや意識したことは?
「一次審査のフィードバックで、より詳しい根拠資料をと言われたので、大学にいろいろ聞きに行ったり、確実なデータを取ることには気を遣いました」
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逆に大変だったことは?
「プレゼンの資料作りが結構大変だったので、そこに一番時間を割きました。あと、ベトナム人の留学生は、プレゼンで提示するためのサンプル作りが大変だったみたいです」
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今回の経験を、今後どう生かしていきたい?
「審査員から出てくる質問を予測して考えていればもっとスムーズに対応できたと感じました。今後は質問に対しての返答ができるように準備しておきたいと思います」
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実現に向けて取り組んでいくにあたり、今の意気込みを聞かせてください
「ベトナム人でできたら、いろいろな国で作っていって、全員がわかりやすく履修登録できるように取り組んでいきたいと思っています」
最終審査結果
【最優秀賞】チームBANBA『ベトナム人留学生向け 履修登録ガイドづくりの提案』
- 履修登録方法をわかりやすく伝える、ベトナム人留学生向けの履修登録ガイドづくり
- 留学生が履修登録をする際に参考にしている『履修要項』のポイントだけをおさえたコンパクト版を制作
- ベトナム語で翻訳し、履修要項と一緒に配布
- 履修要項コンパクト版の電子化への取り組み
- 多国籍留学生向けバージョンを徐々に増やす