“ウエディング”による町おこしを。道前ゼミが小野市内の施設で宣材写真を撮影
公開日:2024年2月28日
人間社会学部観光学科・道前美佐緒准教授のゼミに所属する学生たちが、2月19日(月)に小野市うるおい交流館エクラにて、ウエディングの宣材写真撮影を行いました。
本学は、2023年5月に小野市と観光振興に関する連携協定を締結。以降、道前ゼミでは小野市の活性化に取り組んできました。同年11月には、小野市役所にて実施された『小野市研究発表会』にゼミ生6名が参加。市内の観光資源を生かした“ウエディング”による町おこし企画「おの恋ウエディング」について発表しました。
その際、小野市長から「エクラ(市内にある公立の文化交流施設)の企画はすぐに実行してほしい」とのお話しが。その後、エクラから「来年3月までに学生と何かイベントを実施したい」との相談があり、今回の宣材写真撮影となりました。
ゼミ生たちが考えた今回の撮影テーマは、“昭和レトロ”と小野市の名物“桜”。撮影風景・場所、撮影セットについてエクラの担当者とミーティングを重ね、迎えたこの日。花の飾りつけやテーブルセッティングなどを担当の方々に教わりながら、自分たちで考えた撮影セットを作り上げていきました。
撮影はエクラの外でも行いました。場所は、市内にある喫茶店。普段は、地域住民の憩いの場として利用されていますが、瓦屋根やレンガ造りの側壁、年季の入った椅子やテーブルは、まさしく昭和の純喫茶。本学で学ぶベトナムからの留学生をモデルに“昭和レトロ”な撮影が行われました。
一方、式場となるエクラでは、日本人学生をモデルに、小野市の桜や自然の風景をイメージしたカットを撮影。本番さながらのセットと、細部にまでこだわった演出で、本物の結婚式のような雰囲気が漂っていました。
さまざまなカットを撮影するため、しっかりコミュニケーションを取っていたゼミ生たち。また、タイムスケジュールも細かくチェックするなど、撮影がスムーズに進むよう意識して取り組んでいました。