岡田ゼミの3年生たちが、長田区をフィールドに『マイプロジェクト』に挑戦!

岡田ゼミの3年生たちが、長田区をフィールドに『マイプロジェクト』に挑戦!

公開日:2024年6月5日

岡田ゼミ マイプロジェクト

商学部経営学科・岡田恵実講師のゼミに所属する3年生16名は、今年度、神戸市長田区をフィールドに『マイプロジェクト』に挑戦します。

『起業・ビジネス創造』をテーマとする岡田ゼミ。“起業”とは、自分の思いに基づいて行動するひとつの手段であり、特に近年は自分の身近なものに対する関心・問題意識から小さく行動することが重要とされています。そこで今年、岡田ゼミでは「『自分の思いに基づいてやりたいこと=マイプロジェクト』を作り、小さく行動してみる」ことに挑戦していきます。

学生たちが「やってみたいことを行動に移す」フィールドは、長田地域。一般社団法人みくもや、 Sooo Goodながた、長田区役所を中心とした、長田地域をよく知る団体と連携しながら、学生自身が『やりたい・やってみたい』ことを実践していきます。

一般社団法人みくもや(若者が主役となるプロジェクトを生み出し、次世代を育成する文化を神戸に作ることを目指す団体)、 Sooo Goodながた(長田の自然を生かしたサスティナブルな取り組みを通じて、魅力的な自然空間、元気な人と街を創造することを目指す団体)、長田区役所

4月25日(木) キックオフ&作戦会議

ゼミ活動に取り組む学生

4月25日(木)、彩星工科高等学校でキックオフとなる作戦会議を実施。ゼミ生たちはもちろん、一般社団法人みくもや・Sooo Goodながた・長田区役所の方々、また彩星工科高校の生徒と教員など、約40名が集結しました。

この日は、グループに分かれて、個々が『マイプロジェクト』を発表。それぞれの発表を聞きながら、「こうしたら実現できるのでは?」「自分のプロジェクトと掛け合わせたらおもしろいかも?」など、各グループとも大盛り上がり。グループ内でのアドバイスを受け、改めて「やりたい」と思ったことを、最後に全員に向けて発表しました。

キックオフ会議

グループに分かれて発表

5月23日(木) フィールドワーク&マイプロジェクト発表

フィールドワーク

キックオフから約1カ月後の5月23日(木)、ゼミ生たちは再び長田を訪問。フィールドワークと、それぞれが考えてきた『マイプロジェクト』の発表&ディスカッションを行いました。

前回とほぼ同じメンバーが集まったこの日。ゼミ生15名は、彩星工科高校の生徒たちとともに長田地域のフィールドワーク=“観察活動”を行いました。

最初に訪れたのは、湊川公園の都市型農園『UJAMAA(ウジャマ―)菜園』。ここは、神戸市が推進する “アーバンファーミング(都市農業)”の一環として、都市公園等を利活用し、食べられる果樹・野菜などを育てる取り組みの実験菜園です。2チームに分かれて菜園を見学したゼミ生たち。匂いを嗅いだり、味見をしたり、街の真ん中でさまざまな野菜や果物が育てられていることに興味津々の様子でした。

UJAMAA菜園1

UJAMAA菜園2

その後は、近くバスケットコートが新設されるという近隣のグラウンド、そこから新湊川沿いを北上し、長田駅前の商店街、と街を歩きながら長田の雰囲気を感じました。

神戸市長田区の様子1

神戸市長田区の様子2

フィールドワークの冒頭、一般社団法人みくもやの方から「問いを持って観察することの重要性」について説明を受けたゼミ生たち。グラウンドに行くと「ゴミ箱がないのはなぜか?」、川沿いを歩けば「ここはどんな人たちが通るのか?」「少し暗いのはなぜなのか?」と、訪れる場所場所でさまざまな問いが生まれていました。

フィールドワークの後は、一般社団法人みくもやの『ユニット422』へ。各団体のみなさんに向けて、ゼミ生たちそれぞれが『長田でやってみたいこと』を発表しました。

説明を受ける

発表後は2つのグループに分かれて、ディスカッション。「なぜ、それをやりたいのか?」「どんな人が来てくれるのか?」など、ビジネスを立ち上げる際に大事なポイントについて突っ込まれる場面があったり、一方で「こういった場所があるから紹介できるかも」「小さくトライするならこの人に相談してみては?」と力強い協力の声をいただいたり。各団体のみなさんから、フィードバック&アドバイスをいただきました。

ゼミ生たちは、この日いただいたアドバイスを踏まえ、『自分たちがやってみたいこと』を再考。必要な調査なども行いながら、実践を目指していきます。

社会連携

社会連携

社会連携 新着記事

社会連携一覧を見る

資料請求

デジタルブック

ネット出願

ページトップ