後藤ゼミ×AKOMEYA TOKYO×シンコー食産との共創プロジェクトが進行中!
公開日:2024年11月15日
昨年度、本学の卒業生が3代目を務めるシンコー食産株式会社との共同プロジェクトで、新商品の開発に挑戦した商学部マーケティング学科・後藤こず恵准教授のゼミ。
今年度は2年生・3年生が合同で、引き続き、開発商品の販売促進の企画立案に取り組んでいます。加えて、開発商品の販売に協力いただいたAKOMEYA TOKYOのオリジナル米菓子商品の開発にも挑戦します。
もくじ
8月9日(金) 店舗見学&調査
8月9日(金)には、ゼミ生15名が宝塚阪急および阪急西宮ガーデンズの AKOMEYA TOKYOの店舗を見学しました。
この日、阪急宝塚駅に集合したゼミ生たちは、駅直結の阪急百貨店へ。今後、販売を行うにあたり、商品の陳列や値段設定などについて調査を行いました。続いて、阪急西宮ガーデンズに移動。ゼミ生たちはそれぞれ、AKOMEYA TOKYOの店舗内を巡りながら、商品展開や客層などを調査。今回が初めての訪問となった2年生のゼミ生たちは、興味深そうに店内を見て回っていました。
その後、本学卒業生である平田氏から会社概要について、同店の副店長から客層をはじめとする同店の詳細について説明を受けたゼミ生たち。最後の質疑応答では、さまざまな質問が飛び交っていました。
今後は、お米の産地・シンコー食産工場見学を経て、アイデア出しおよびコンセプトを考案。10月に中間プレゼンを行う予定です。
11月1日(金) 開発商品の提案
市場調査や8月の店舗見学を経て、オリジナル米菓子商品の企画を考えてきたゼミ生たち。11月1日(金)には関係者を本学に迎え、商品提案を行いました。
今回の商品開発に使用するのは、本学が所在する神戸市西区で有機農法での米や野菜作りをしているナチュラリズムファームのお米。ゼミ生25名は3チームに分かれ、市場調査などを行いながら、それぞれ新たな商品の企画に取り組んできました。
そして、試行錯誤を繰り返しながらも、各チームとも渾身の商品企画を作り上げ迎えたこの日。その提案を聞くため、 販売元である株式会社AKOMEYA TOKYO、商品に使用するお米を生産するナチュラリズムファーム、そして商品の製造を担当するシンコー食産株式会社の方々5名が来学。また、 AKOMEYA TOKYOの方にはオンラインでも参加いただきました。
3チームが順に、ナチュラリズムファームの紹介から自チームの提案までを発表しました。結果は、3チーム目のゼミ生たちの『米粉パスタスナック「ヴェルデパスタ」』の提案が、見事採用されました。提案を聞いた企業担当者は、「AKOMEYAのコンセプトに合っている」と評価。「価格設定の検討に難航するかもしれない」との意見もあったため、具体的な部分を詰めていきながら、ここから実販売に向けて動き出します。