白ゼミが神戸市西区産の三水梨をPR! “規格外”梨の活用法も考え、フードロス削減へ
公開日:2024年9月9日
商学部マーケティング学科・白貞壬(ベック ジョンイム)教授のゼミでは、今年度も神戸市西区連携まちづくり活動に取り組んでいます。
神戸市西区には、区内の大学・高専に通う学生が、地域課題の解決や魅力向上を目的に行う活動に対し、経費の一部または全部を助成する【学生・西区連携まちづくり活動助金】という制度があります。昨年度は『地域産小麦のPR・活用方法の拡大』をテーマに活動。国産小麦の活用方法とおいしさを広めるための取り組みを行い、ドーナツを共同開発しました。引き続き、今年度も同制度に申請・採択。区内にある梨園・三水園との共創活動に取り組んでいます。
同園で生産されている“三水梨(新水・幸水・豊水)”は、独特の栽培方法で育てられるため、高糖度で美味。一方で、傷つきやすいという特徴があります。味は変わらないものの、そうした“規格外品”は販売しづらく捨てられやすいという現状が。そこでゼミ生たちは、「#フードロスを減らそう」をテーマに、規格外梨を無駄にしない方法を考えていきます。また、神戸市西区で梨が生産されていることを知ってもらうこと、実際に食べてもらうことも、もうひとつの目的。SNSなどを活用したプロモーション活動にも取り組んでいきます。
8月17日(土)・18日(日)には、RYUKA DINING内でPR活動を実施。5月に行った「梨に関するアンケート調査」の結果をまとめたパネルを展示し、同日に開催されたオープンキャンパスの来場者に呼びかけを行いました。また、展示されたパネルを元にしたクイズも実施。正解者には三水園から提供してもらった梨をプレゼント(個数限定)するなど、「三水梨を知ってもらう」「実際に食べてもらう」ための取り組みを行いました。
今後、SNSでのプロモーションに必要な収穫の様子を写真や動画で撮影するため、収穫時期を迎えている三水園を見学。また、11月の学園祭・りゅうか祭での規格外梨を加工した商品の試作や試食も検討しています。