岡田ゼミの2・3年生が卒業生から学んだ『やりたいことを実現する』方法と考え方
公開日:2024年11月29日
11月14日(木)、商学部経営学科・岡田恵実講師のゼミで、本学卒業生が講義。2年生・3年生のゼミ生27名が参加しました。
“自分ごと”からはじまるビジネスやプロジェクトについて、ゼミ生同士の対話と実践に重きを置き、さまざまな活動を行っている岡田ゼミ。この日は、2年生・3年生の合同ゼミという形で、2011年に本学を卒業した岡田麗氏を招き、講義を行いました。
岡田氏は卒業後、株式会社三越伊勢丹に入社。現在は、外商営業のマネージャーとしての仕事をされています。一方、2020年にアパレル小物のブランドla mia(ラミア)“を創業。『人とかぶらない特別間のある小物』をテーマに、他では買えないデザインのネクタイやアクセサリーなどのアパレル小物の製造・販売もされており、この日は一緒に la miaを立ち上げた堀氏とともに来学されました。
冒頭、「今日は過去の自分が聞きたかった話をしたいと思います」と話された岡田氏。la miaについて紹介された後、この日の講義テーマ『知らないからできない から、知らないけどできそう!にーやりたいことを実現するスキルセット・マインドセットー』についてお話しされました。
岡田氏が語ったのは、社会人になってから現在に至るまで、そのなかで起業に至った経緯、会社員・起業家それぞれの立場で感じていた課題とその打開策、について。そして、やりたいことを実現するための方法や考え方、自身がこれまでやってきたことを具体的な事例を挙げながら『就活編』『起業編』に分けて解説。一通りお話しが終わると、ゼミ生たちから次々に質問が出ていました。
その後、それぞれが「これから実現したいことをどう表現し、どう行動していくのか」について考えるため、グループでディスカッションを実施。話を聞いた感想やそれぞれのなかにある思いを話し合いました。
そして最後には、一人ずつ、感想とこれからどういったことに取り組んでいくかという目標を発表しました。特に、就職活動を控えた3年生にとっては、岡田氏のお話しは貴重なアドバイスになったようです。
ゼミ生たちの今後の目標
- 思い切った行動ができるかといわれたら難しいけど、クラブの先輩に話を聞いて、そこから何か得られたら
- 積極性がないので、100人から話を聞けるような積極性を持っていきたい
- まずは打席に立つ。行動を積み重ねていって、自分の個性を見つけていけたら
- 「相手より相手を研究する」という言葉が印象に残ったので、それを意識して就活をがんばりたい
- とりあえずやってみよう精神で、いろいろなことに挑戦していきたい
- できないことが多いから諦めることが多かったけど、そうやってチャンスを逃してきたんだろうな、と。マイナスを考えず、自分に欲張りになった方がいいということを学んだ