『観光施設計画論』を受講する学生が、“CBT”への理解をもとにした提案に挑戦!

『観光施設計画論』を受講する学生が、“CBT”への理解をもとにした提案に挑戦!

公開日:2022年12月2日

社会連携

人間社会学部観光学科・山川拓也准教授の授業のひとつに『観光施設計画論』があります。

この授業のテーマは、一般に“観光地”とみなされないローカル区域内での持続可能性に配慮した【コミュニティ・ベースド・ツーリズム=“CBT”(地域が主体となった観光)】。本科目を受講する学生たちは、【地域の観光事業者】【地元住民】【旅行者】の各立場に立ってCBTを理解し、非観光地での交流創出に向けたマーケティング的方法論・観光施設計画について学んでいます。

株式会社宿場JAPAN代表 渡邊崇志氏

【地域の観光事業者】の視点を学ぶため、CBTの実践者である株式会社宿場JAPAN代表の渡邊崇志氏を講師に招き、講演・ワークショップを実施。その後は、座学での取り組みを通して【地元住民】の視点について学んできました。

11月5日(土):【フィールドワーク】水道筋商店街・灘中央市場・ゲストハウス『萬家』

フィールドワーク

11月5日(土)には、【旅行者】の視点でCBTを理解するため、フィールドワークを行いました。

今回、自分自身を『対象地域への移住検討をはじめようとしている域外在住の旅行者』と仮定してフィールドワークに臨んだ学生たち。まずは、神戸市灘区で地域融合型ゲストハウスを運営する朴徹雄氏から、ゲストハウス開所までのいきさつや近隣商店街とのつながりなどについてお聞きしました。

西灘文化会館

学生たち

続いて、水道筋商店街・灘中央市場へと場所を移しての『街歩きツアー』。お店の方からお話を聞いたり、試食をいただいたり。楽しみながら商店街の雰囲気を堪能した学生たちは、グループごとに1時間半ほどの自由調査を行いました。

灘中央市場

市場を見て回る学生たち

そして最後は、朴氏が運営するゲストハウス『萬家』へ。「宿泊だけの、単なるゲストハウスにしたくなかった。この場所に決めたのは、水道筋という商店街や街というコミュニティと関係ができるように。そのため、ゲストハウス内にカフェやバーを設置せず、街を散策してもらえるようにしている」という、こだわりのゲストハウスに興味津々の学生たち。朴氏からの説明を聞きながら、熱心にメモを取り、積極的に質問をしていました。

ゲストハウスを運営する朴徹雄氏

話を聞く学生たち

屋上から景色を見ながら

ディスカッションする学生たち

今回のフィールドワークは、学生たちにとって、今までとは異なる広い視野で“観光”をとらえるための良い機会となったようです。

集合写真

11月24日(木):【最終発表】調査結果を踏まえて、課題解決に向けた提案

オンラインで最終発表

フィールドワーク後の授業では、調査結果をまとめるとともに、フィールドワークの目的である【旅行者】の視点で、「どのような要素・コンテンツがあれば対象地域に融合する感覚を得ることができ、また愛着を持って対象地域を理解できるのか」という課題について考えました。

そして、11月24日(木)、フィールドワーク当日にお世話になったゲストハウス『萬家』や商店街の関係者とZoomをつなぎ、最終発表を行いました。

発表する学生

オンラインで商店街の方と

発表は全4チーム。実際に足を運んでみての感想や感じた地域の魅力などを踏まえ、各チームで考えた提案を発表しました。店舗へのQRコード式マップの設置、空き店舗や空き家を活用して図書館やコワーキングスペースを新設、フードフェスの開催、地域性を生かしたスイーツスタンプラリーなど、チームごとの個性が垣間見られる提案に。発表を聞いていた関係者からは、「それならすぐに形にできそう!」「実際に学生の皆さんにやってほしい!」といった声が聞かれました。

発表は全3チーム

様々な提案が

一方、まだまだ粗削りな提案内容への指摘も。実現可能かどうか、旅行者や地域にとって本当にベストな提案かどうか。より良い企画にブラッシュアップするために、「実際に“旅行者”として、ゲストハウスに泊まって、自分自身で体験してみてほしい」とのアドバイスもありました。

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