長坂ゼミが『人生100年時代の社会人基礎力育成グランプリ』近畿地区予選大会に出場
公開日:2025年2月18日
2月8日(土)に実施された『人生100年時代の社会人基礎力育成グランプリ』近畿地区予選大会に、商学部マーケティング学科・長坂泰之教授のゼミの3年生が出場しました。
『人生100年時代の社会人基礎力育成グランプリ(一般社団法人社会人基礎力協議会主催)』とは、【人生100年時代の社会人基礎力】の育成に資する「大学の取り組みと、それにより成長を遂げた学生の多様な実例」を審査・表彰し、その周知を図ることを目的に実施されているもの。厳正なる書類選考を通過したチームによる地区予選を経て、各地区の上位1チームが全国決勝大会に出場することができます。
今回出場するゼミ生は、就職活動を控えた3年生ということもあり、資料作成に着手できたのは1月下旬。長坂教授からアドバイスを受けながら、当日の発表に向けたプレゼン資料を作成しました。以降、なかなか5名全員が集まる時間が取れず。限られた時間のなか、各々でプレゼン練習を行うなど、当日に向けて準備を進めてきました。
そうして迎えたこの日の近畿地区予選大会。近畿1府1県から4大学・6チームが参加しました。3番目に出場した長坂ゼミは、実施してきた4つの取り組みから『須磨パティオとの共創活動』および『KIKKAKE PLACEでの飲食店経営』のプロジェクトについて紹介。取り組みを通して得た学びや3つの社会人基礎力がどのように育まれたか説明しました。
全6チームの発表後、審査を経て受賞チームが決定。残念ながら、長坂ゼミは受賞には至りませんでしたが、審査員からは「チームワークが一番感じられた。楽しみながら力をつけていかれたのが、よく伝わってきた」と評価をいただきました。
思うような準備ができなかったこともあり、悔しさと反省もあったようですが、清々しい表情を見せていたゼミ生たち。この経験を、間もなく本格スタートする就職活動に生かすとともに、今後もさまざまな挑戦を通して社会人基礎力を身につけていきます。
「社会人基礎力」とは・・
2006年に経済産業省が提唱。
職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力として、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されています。年々その重要性は増しており、人生100年時代ならではの切り口・視点が必要だとして、2017年に新たに【人生100年時代の社会人基礎力】と定義されました。