シューズ市場に新たな価値を!アシックス商事株式会社との【I-1グランプリ】がキックオフ
公開日:2023年10月17日
10月4日(水)、【第7回神戸学生イノベーターズグランプリ(通称:I-1グランプリ)】がスタートしました。
I-1グランプリとは、本学が2009年から行っている『課題解決プログラム』。社会に新しい価値をもたらす変革(イノベーション)を興す知恵を備えた人材育成を目的として、企業が直面している課題を学生らしい視点やマーケティング手法を活用して解決・提案する企画です。2017年度より名称を新たに【I-1グランプリ】として実施しています。
10月4日(水):開会式
10月4日(水)に行われた開会式には、本学を含め近隣の大学から17チーム・約50名が参加しました。
これまで、株式会社伍魚福、大正製薬株式会社、トーラク株式会社、ワッフルケーキの店R.L(エール・エル)、株式会社フェリーさんふらわあ、六甲山観光株式会社など、多くの企業が抱える課題解決に取り組んできました。
今年度は、アシックス商事株式会社のご協力を得て、「スポーツデータ分析システム『ASICS TUNEGRID』の新たな活用方法を考えよう!」と題し、シューズ市場における新たな価値創出に取り組みます。
開会式では、藤井啓吾学長からの挨拶の後、アシックス商事株式会社取締役・荒巻真央氏が、今回のプロジェクトへの思いとともに学生たちへ激励のメッセージを送りました。
その後、株式会社アシックスの高本義国マネージャーより、スポーツデータ分析システム『ASICS TUNEGRID』について説明。アイデア検討のアドバイスが送られ、事務局より今後のスケジュールやプレゼンテーションの注意事項、審査基準などについて説明が行われました。
すべての説明を聞き終えると、学生たちから次々と質問が。今回活用する『TUNEGRID』の具体的な機能について、質問が多く聞かれました。
ここからは、各チームで収集・調査を実施。2週間後のフィールドワークでアシックススポーツミュージアムを視察した後、11月の中間プレゼンテーションに臨みます。
今回も、学生たちの新たな視点と日頃の学びを活かした提案に期待です。
2023年度テーマ概要
【メインテーマ】
シューズ市場における新たな価値創出
~スポーツデータ分析システム『ASICS TUNEGRID』 の新たな活用方法を考えよう!~
【サブテーマ】
- TUNEGRID によって解決できる社会課題・消費者ニーズを発掘しよう
- TUNEGRID を用いた商品・サービスを企画しよう
- 異業種(他企業や自治体など)と協業した TUNEGRID のビジネスモデルを考案しよう
- TUNEGRID を介した新規顧客獲得・ロイヤル顧客育成戦略を提案しよう
(参考:TUNEGRIDについて https://www.tunegrid.asics.com/ )
期待される提案
- 収益構造の確立
- 企業PR(社会貢献活動)の促進
- デジタル技術の活用
スケジュール
10月4日(水) 開会式
「株式会社アシックスおよびアシックス商事株式会社」ご担当者様より
「テーマ解題説明」および会社紹介
10月18日(水) フィールドワーク
アシックス本社にて、TUNEGRIDを体験し、スポーツミュージアムを見学
11月15日(水)中間プレゼンテーション会(オンライン)
12月23日(土) 最終プレゼンテーション会(午前:予選、午後:決勝)
最終プレゼンテーション会終了後、表彰式